左手〜CM ページ12
ジェジュヒョンに背中を押されて
小さくなっていく背中を追いかけて
CM「Aさ〜ん」
思ったよりも足が速くてなかなか追いつけなくて
呼んでいる僕の声が聞こえているのか聞こえていないのか
あのコンビニの前の信号が赤になって
信号待ちをしている彼女にやっと追いついた
思わす掴んだ彼女の左手
途中で彼女が泣いているのに気が付いて
僕はそのまま彼女の左手を離せなくなる
泣いているのに遠慮なく鳴る彼女のお腹
僕と会う時はいつもお腹を空かせてる
CM「(笑)お腹は正直ですね。どうせ予定なんかないんでしょ？一緒に行きましょう。ヌナの料理は最高ですよ」
左手を掴んだまま立ち上がったら僕を見上げて
A「だってすっぴんだし、汗臭いし・・」
CM「髪もぼさぼさだし？(笑)」
鼻を真っ赤にして焦ってる彼女がなんだか可愛くてからかいたくなる
A「・・・ひどい・・ぐす//」
少し涙が滲んだ目で僕を見上げて少し睨む
CM「(笑)冗談ですよ。家、近いんでした？そんなに気になるなら着替えて来ますか？僕、待っててあげますから」
後ろから追いついて来たジェジュヒョンとヌナの話し声が聞こえて
JJ「チャンミン、先に戻ってるから。あ！日本の貴女も一緒に(笑)久しぶりに日本の話、聞きたいから」
僕達を追い越して横断歩道を渡っていく２人を見送って
A「・・・」
黙ったまま固まってしまったAさんの頬を両手で引っ張る
A「ぐ☆＠＊＋//」
CM「どっち？右？左？」
躊躇しているAさんを少し急かしてマンションに送ることにして
A「・・・散らかってるんだけど」
ロビーで待ってるって言う僕を人目があるからって部屋に入れてくれて
日本から届いたダンボールが並ぶ玄関を抜けて案内されたリビングのソファーに座る
少し狭いけど・・・
僕達が５人で日本の活動をスタートさせた部屋のリビングに間取りが似てて
テーブルの上に積み重なったハングルの参考書とソウル市内の地図
地下鉄の路線図と鉛筆とポストイット
CM「・・・」
電話で強がってた彼女とさっきの涙目の彼女がテーブルの上の本に重なる
強がる理由は僕にはわからないけど
なんとなく・・・素直になれない彼女の心はわかるような気がして
CM「ふん・・・」
僕はソファーに深く座り直して目を閉じた
ラッキーアイテム
革ベルト
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みかん(プロフ) - タイトルにtvxqが使えなくなりましたので削除しました。ご理解くださいね。 (2012年7月2日 1時) (
レス) id: 4acff2a8a7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - alexisさん» ちょっともたもたしすぎてますか？もうちょっとテンポ良く進めたいんだけど・・・進まないんだな〜これが（爆） (2012年5月17日 1時) (レス) id: 7ac36a56a9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 次に続きます。。。告白・・・したんだかしてないんだか＾＾；（苦笑）「２」スタートしたらリンク貼りますね。よろしくお願いします。 (2012年5月17日 1時) (レス) id: 7ac36a56a9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ・・・やってしまったーー；短編にしたかったのに・・・無理かもしれないです（泣）ううう (2012年5月16日 1時) (レス) id: 7ac36a56a9 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - なんか初々しいと言うか…慣れない感じとか…不器用さがハラハラドチドチします…(*^_^*) (2012年5月7日 8時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2012年2月9日 1時
