和と雅紀の隠し事 リク ページ18
雅紀side
この時期ってどうしても色々忙しいじゃん？
そんでもって病棟もインフルやら多くなる時期だし。
バタバタと自分の身体を放っておいたら次第に身体に響きがさ...
それを感じて目が覚めた。
アラームの音で起こされたものの身体が動かない。
無理してたやつがついに限界にって感じ。
トントン...
ドアの音が聞こえて身体を叩かれる感覚。
智「おはよ、時間だけど...」
なかなかリビング降りてこない俺を心配してくれたのか智兄が自室に来てくれた。
「んーん大丈夫....ごめん」
体調悪い？って言われたけど否定した。
だって、悪いって言ったら色々診察されるし。
忙しい朝をバタバタにしたくない...
智「...そっか、じゃ下で待ってるね」
何かしら勘づいていると思う。
困った表情がそれを感じた。
･
自分で持ってる薬を飲んでなんとか出勤。
朝の患者さんのバイタルサインをしたりしたら気が付いたら身体の怠さも消えていた。
意外と何とかなるんじゃね！？って(笑)
そう思ったら騙し騙しで乗り切るしかないって。
でも、なぜか同僚にはバレるんだよね...
和「顔色...悪いよ？」
それを聞いたのか、ないのか。
和までにも指摘された。
外来の患者さんと患者さんの間の時間にそう言われた。
「そう？俺より和の方が悪いと思うよー？」
和「うるさいわ...まじで。自分が1番分かってるわ」
いつも白いけどいつも以上に。
なんだか心配になって首に触れてみたけど熱は無さそう。
「...ふーん」
まさか、熱あったけど解熱剤で下げていたなんて聞くのは先の話...
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作者名：Lima
| 作成日時：2020年1月1日 1時
