~MY treasure ~ (ページ27)

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にじゅうごページ27

店長「ちょっとー！ここあけてくれるー？！」

ドアの奥から聞き慣れた声がする。
開けられないのかな？

ジュンギュ「俺が開けるよ！」

店長「ありがとうA…！今日もちょっと買いすぎちゃったわ…ってあれ？？」

ハル・ギュ「どうも！」

店長「あらあらあらあら！？！？来てくれてたのね！？なーんだそれなら連絡して頂戴よAったら～！！」

イケメン向けのよそ行き店長の声だ。
アハハ〜と流す。

店長「ちょっとまって？また新しいイケメン増えてるわね！？」

どうも、と会釈をするジョンファン。
トイレからヨシくんも戻ってきた。

店長「あ！アナタはこの間の子よね！来てくれて嬉しいわ。」

ヨシ「あ、店長さん！昨日ぶりです笑」

店長「いい匂いがするけど、もうなにか食べたのかしら？」

ハルト「はい、ヌナが作ってくれました。」

ハルトがそう言うともともと大きい目を倍くらい広げてこっちを見てくる店長。
顔がすこしウザい。

店長「そうだったのね〜、じゃあ私は食後のデザートをご馳走しようかしら？？」

ジュンギュとジョンファンがデザートという言葉に食いつく。

店長「じゃあ〜、Aはこれ仕込んでしまってくれるかしら？？」

A 「あ、はい、わかりました。」

ヨシ「重そうなので持ちますよ、お手伝いします。」

と手を差し伸べてくれたヨシくんにときめいてる店長は置いといて。

ヨシくんって、本当に優しいんだなあ。なんか仏みたい…

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仕込みをしながらみんなでたくさん話をした。

ジュンギュと店長はすっかり気が合ったみたいで、2人でずっとうるさくしていたし、店長はみんなのことが気に入ったみたいだった。

店長「はぁ〜、本当にいい子たち。これからいつでもここに来てちょうだいね。」

ジュンギュ「もちろんです！またデザート作ってください笑」

ジョンファン「僕にも！笑笑」

ハルト「じゃあ、そろそろ帰る？」

ヨシ「そうだね、今日はもう帰ろう。たくさんご馳走になってすみません。ありがとうございました！」

そうしてみんなが帰っていったあとのお店の中はすこし寂しかった。