~MY treasure ~ (ページ18)

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じゅうろく　ヨシside ページ18

ヨシside

ジョンファン「お、ここですか？？」

ジュンギュ「そう、きのうぶりー！」

ジョンファン「うわぁ、なんかジ○リに出てきそうな所だな」

ハルト「ジョンファン、ジブ○なんて知ってんの笑笑」

ジョンファン「そりゃあ知ってますよそれくらい笑笑」

なんで可愛い会話をしながらジョンファンがドアに手をかける。
うわ…なんか無駄に緊張するな…。

ジョンファン「わー！いい匂い！ここがヒョンたちの言ってたカフェか〜」

中に入ると鼻に抜けるコーヒーの香り、焼きたての食パンの匂いがした。

あ、今日もあの子いた！あれ？1人？

A 「…あ！いらっしゃいませ！」

また1人で大丈夫なのかな。

ジョンファン「お客さんいないけど、トースト焼いてるんですか?」

A 「あ、えっと」

ヨシ「こーらジョンファナー、店員さん困ってるだろー」

少し恥ずかしそうな顔をしながら俯いてる彼女。

A 「あ、いえ！来てくれたんですね！」

ジュンギュ「昨日の今日だけど笑。約束通りきました！」

ジュンギュがそういうとにっこり笑ってくれた。
初めて笑う顔を見たかもしれない。可愛いな…

あれ！？俺また気持ち悪いこと…！！

恥ずかしくなって彼女の顔をチラッと見ると、ぽけーっとしていた。

ハルト「おーい？」

ハルトが手を振ると

A 「はっ！すみません！」

ハルト「いや、いいですけど笑笑」

また恥ずかしそうに何度もお辞儀をした。
あれは前も見たな笑笑

A 「あ、あの、ほんとだったらレジで先に注文していただくんですけど、昨日のお礼のこともあるのでお時間あれば先に座っていただいてもいいですよ！」

そう言われて皆んなが奥の先に座っていく。
俺だけがレジの前で

ヨシ「昨日、大丈夫でしたか…？」

と声をかけた。

A 「あっ、はい！おかげさまで！本当にありがとうございました、助かりました。」

と拙い韓国語で笑顔を返してくれた。

ヨシ「よかったです…！心配してたので(ﾆｺｯ)1人新しいの連れてきたんですけどうるさかったらすみません笑。」

う、うわー、なんか緊張したけど…態度に出てなかったよね？？
何だか元気そうで良かった。俺の心の中はただそれだけだった。