~MY treasure ~ (ページ17)

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じゅうご　ヨシside ページ17

ヨシside

今日は休みだ。

ヨシ「ふぁ〜ぁ…」

昨日のことであまり寝付けず早く起きてしまった。
あのあと大丈夫だったかな、とか、トラウマなんかになってやしないかな、とか

ハルトはあの子のことどう思ってるのかな、とか…

まあそんなこと言ったって自分でもあの子のことどう思ってるかなんてわからないけど。
ただ気になってるのは事実だよな。眠れなかったわけだし…

ハルト「あれヨシくん起きんの早くね？」

ヨシ「わっ、ハルト。そっちだって」

ハルト「あー…なんか寝付けなくて」

えっ？それはなんで？あの子のせい？なんて聞けるはずもなく…

ヨシ「おれも。笑」

ハルト「…ヨシくん今日予定ある？」

ヨシ「いや？なーんもない」

ハルト「じゃあ、一緒にあそこ行こう」

ヨシ「え？あそこって昨日の？」

ハルト「…そう、ダメ？」

ヨシ「いや、別にいいけど、」

ハルト「オッケー、じゃあ決まり。ジュンギュヒョンも誘うね。じゃまた後で。」

ヨシ「お、おう」

あーー、なんか、これはあれだな。あれだ。
ハルトも気になっちゃってるやつだ。うん。そうだ。絶対そう。

いつもハッキリとした物言いのハルトがあんな風に聞いたりするなんて珍しいし。うん。

あれーーーーー、なんだこれ。また胸のとこが変だな。

ㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡ

そんなこんなで俺たちは昨日のカフェに行くことになった。

ジョンファン「会社から近いんですね！」

新しい子も加えて。
カフェに行くって言ったらいつも休みはずっと寝てばかりのジュンギュもジョンファンもすぐ起きた。

まぁジュンギュはお礼目当てだろうけど。笑

あの子、今日もいるかなー。
ていうかハルトのやつ、なんか今日髪の毛のセットもしてるし。バレバレ。

ジュンギュ「そう〜裏道にあってさ、隠れ家みたいで雰囲気すごくいいんだよ。」

ジョンファン「へ〜！おなかすいた、」

ジョンファンは自分のお腹が減ったことしか考えてないらしい。

俺は…なんだか行きたいような行きたくないような。
複雑な気持ちを抱えながらあのカフェへ向かった。