~MY treasure ~ (ページ11)

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じゅう　ヨシside ページ11

ヨシ side

ハルト「監視カメラ、ついてますよ。」

男を止めたのは俺ではなくハルトだった。
出した手をとっさに戻した。

そこでここの店長さんらしき人が現れて、男達は去っていった。

彼女が殴られなくてホッとしたのと同時に助けたのが俺ではなくハルトだったことに胸がチクッとした。

あれ？なんでチクッとしてんだ……？？

そのあと彼女からお礼を言われた。

ヨシ「いやいや、俺は何も…」

ほんとになにもしてない、肝心なところでは役立たずだった。

それから店長から話があって、今日は帰るように言われた。
こんなことがあった後だし残念だけど今日は帰ることにした。

次来た時のお礼という言葉にウキウキしてるジュンギュを横目に

　

ヨシ「じゃあ、今日は帰ります。」

そう言って店を後にした。

ジュンギュ「お腹空いてんのなんてどっかいっちゃったよさっきので笑笑」

ヨシ「俺も笑笑それにしてもびっくりしたね」

ジュンギュ「やー！びっくりなのはこっちだよ！ヨシが最初に突っかかるとは思わなかったし」

ハルト「たしかに、ヒョンそういうタイプじゃないのに笑笑」

日本にいた頃からヨシくん呼びだったから、ハルトからヒョンと呼ばれるとなんだか照れ臭い。笑

ヨシ「いや、それは自分でも自分にびっくりしてるよ笑」

ハルト「なんすかそれ笑笑」

ジュンギュ「もう宿舎でなんか食べるしかないかあ」

そう言って3人で帰っていると後ろから声が聞こえた。