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「 Aー！ 」
「 あっ、ハユナ！ 」
まだ、講義が始まる前
私はハユンの隣の席に座った
「 で、A。私に言うことあるよね？ 」
「 …え？ 」
ドラマみたいに机をばんって叩いて立ち上がるハユンにびっくりする
「 なんで、ベッキョンさんの告白断ったの！？ 」
「 えっ！？ 」
隣にいるジョンイナをそっと見る
ジョンイナまでも私をじっとみてまるで私の答えを待っているみたい
「 ん？そっちに何かあるの？ 」
「 あ、ううん！なにも！？ 」
そうかそうか
ハユンにはジョンイナが見えてないんだもんね、
不自然になりながらもぐるんっと向きをハユンに向けた
「 で、なんの話だったっけ… 」
「 ベッキョンさんの告白！ 」
「 あ、そうそう… 」
ベッキョンオッパからの告白ね、告白…
……なんでハユンが知ってんの！
「 その情報はどこから 」
「 実は私チャニョルオッパと連絡先交換しててさあ？ 」
「 ああ、あのうるさい 」
照れたようにチャニョルさんの名前を出すハユナは完全に乙女
チャニョルさんといえば合コンで一番張り切っていた人
「 うるさくない！優しい人なのー！ 」
「 そっか〜 」
「 って、告白は何で！ 」
さっきから脱線しまくりの会話にあきれ始めるハユン
「 ベッキョンオッパ、本当に優しい人なんだよね… 」
ぎゅっと力が強くなる私の手を包むジョンイナの手
「 じゃあ付き合えばよかったじゃん 」
「 だめだよ。あんな優しい人を利用しちゃうみたいになっちゃう 」
「 結局はまだ好きだと？ 」
「 たぶん死ぬまで好き 」
「 …重い 」
「 いいんですー 」
この話を聞いているジョンイナの様子が気になる
いつもなら、たぶんにやけているんだろうなジョンイナは
でもなんで
私の目にうつるジョンイナは悲しそうに笑っているの
いつのまにか始まっていた講義なんて耳に入らず
さっきまでは強く握られていた手がゆるんでいたことに気付いたのは講義が終わってからのこと
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Anri - 夜さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとっても嬉しいです！夜さまの言う通り間違ってたみたいです！すぐ訂正しますね。本当にこめんとありがとうございます^^ (2020年4月29日 13時) (
レス) id: 6b1fa55b2d (このIDを非表示/違反報告)
夜 - あと、書き忘れてすみません！お話し、最高です！つい泣いちゃいました笑 これからも更新、楽しみにしてます！！ (2020年4月28日 20時) (レス) id: 7923bc47f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 私が間違っていたらすみません！最初のheizeの題名、「We don't 『talk』 together」じゃないですか？ (2020年4月28日 20時) (レス) id: 7923bc47f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Apple | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/chelly0921
作成日時：2020年4月26日 14時
