さーてぃーん ページ14
「 … あ 、そうだ」
沈黙が続いていた中 、まふくんは声をあげる
私達は皆そっちを向く
「えと 、彼方さん 、Aが何かされてる所とか見てませんか ? 。出来れば翔太君も見てたら教えて欲しいな .. 」
私の何かを察したのか二人にそんな質問をぶつける
途端 、まふくんは私達以外の何処かを見た
何を見ているのだろうか .. ?
「あぁ 、そう言えばこの前 ? 。俺の ｸﾗｽ の .. あの子 、菅原美愛ちゃん 。Aを睨んでたなぁ .. 」
思い出す様にして言う
名前を聞いて先生二人は顔を合わせて
やっぱり 。って顔をしていた
「菅原美愛って 、学校1の ﾏﾄﾞﾝﾅ だったよな 。やっぱそういう奴だったか .. 」
可愛い人程闇がある
可愛い人程怖い
可愛い人程嫉妬深い
だから私は目を付けられるかも
「菅原さん可愛いのになぁ .. そういう子程危ないんだけどね」
分かってらっしゃる大天使
まふくんも経験したっぽいしね
「 … どうする ?」
かなちゃんが聞いて来る
顔を合わせて頷く
ちなみに私は理解していない
「そりゃ .. 」
「「守るしか無いでしょう !!」」
まふくんと翔太お兄ちゃんは口を揃えて言う
それはどうだって良い
言ってくれた言葉が嬉しくって
泣きそうになった
慰めてくれる所
私はそれに甘えちゃうんだよ ＿＿
「 … AA .. 何なの .. 翔太君と彼方先生と真冬先生と一緒にいて .. 甘やかされて .. 腹立つ 。潰しちゃおうかな .. ふふ ｯ .. また不登校にしてあげなきゃ .. ♪」
こいつも 、私を不登校にさせた一人
私の事を .. 一番嫌がらせして来た人だよ
この事をはっきり聞いていたのは
私だけじゃなかった
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作者名：彩咲_arisa | 作者ホームページ：
作成日時：2017年10月28日 12時
