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コクコク ページ13
貴女side
ゴウセルが座椅子に座り、その前に私は座る。
ゴウセルは私の背中から手を伸ばし、抱き締めながら本を読む。
いつもと同じ…
私はこうして本を読むのが好きだ。
とても安心するし、何より
ゴウセルが用意した小説を読んでいく、今日の訓練が響いたのか仮眠をとったのにまたウトウトしてしまう。
貴女｢…｣
ゴウセル｢眠いのか？｣
貴女｢…｣
後でゴウセルに聞いたところ、私はコクコクと船を漕いでいたらしい。
ゴウセル｢今日はもう寝よう。｣
ベッドに寝転んだのは覚えてる。
もうその時には記憶が曖昧であまり覚えてないが、ゴウセルが｢おやすみ｣と言ってキスをしてくれた。
それだけは覚えてる。
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作者名：美歌 | 作成日時：2018年6月3日 15時
