自分にあったスタイル ページ14
貴女side
コンコンと木の剣がぶつかる音が聞こえる。
貴女「こんにちはー！」
ギルサンダー「こっこんにちは、Aさん。」
メリオダス「おっ来たか。」
貴女「ギルー今日も団長にしごかれてるねー」
ギルはコクリと頷き、少し暗い顔をした。
キングならギルの考えてることが筒抜けだろうな…妖精族は心を読むのが得意だから…
ギルは自分は弱い。
こんなんじゃ誰も守れない。
って思ってるのかも？
ギルはネガティブに考えちゃうから…
貴女「あのねギル。」
ギルサンダー「はい。」
貴女「自分が弱いだなんて思っちゃダメだよ。
誰だって最初は右も左も分からない状態でいつも何かを始めるの、私なんて稽古をつけてもらう人はいなかったんだよ？
独学で学ぶ人もいれば、誰かに稽古つけてもらえる人もいる。
それはとても幸せなこと…
試行錯誤が大切だよ。
自分にあったスタイルを見つけるためにも…私なんてサポートが多いし…」
メリオダス「そんなことねぇだろ」
団長はそう言う。
でもその通りだ。
貴女「まーね。でも最近は戦闘のほうが多いかなあ…」
ギル「戦闘…前線に立つ…ですか？」
貴女「うん。そうだよ。私はみんなのサポートをしつつ、戦う。これが私のスタイル。」
優しくギルの頭を撫でる。
弟みたいな存在だなあ…とても可愛くてこの子のために力になってあげたいって思う。
貴女「ごめんね。勝手に沢山言って…ギルが自分は弱いとかネガティブな事考えてるかなって思って言っちゃったの」
ギルサンダー「でも、合ってます。このままじゃ…僕はなにも」
コツン
団長は軽くギルサンダーの頭を小突いた。
メリオダス「だーかーらネガティブに考えんなって…大丈夫だ。お前は強くなる！」
団長の言葉に私も頷いた。
この子は強くなる。
とても立派で強い聖騎士に…
絶対に…何故か確信が持てた。
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めい - 最初から全部みてます♪すっごくゴウセルにキュンキュンです☆ (2017年3月28日 2時) (
レス) id: 919dabe20f (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - お久しぶりです！この頃テストやら勉強やらでなかなかみにくることができませんでした…そしてpart5突入おめでとうございます(*´∀`*) (2015年8月31日 23時) (レス) id: 5818c9e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
美歌(プロフ) - Kurumiさん» ありがとうございます！学校が始まってちょこちょこと更新してますが、これからも応援よろしくお願いします！ (2015年8月24日 18時) (レス) id: 99ee8a3763 (このIDを非表示/違反報告)
Kurumi - とてもおもしろいです！私は本編からずっと読んでいます！ (2015年8月24日 18時) (レス) id: fad6c5e4b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美歌 | 作成日時：2015年8月22日 2時
