【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part3【私のたった一年間の聖騎士時代】

待ってて、二人とも… ページ11

貴女side



ゴウセル達が時間を稼いでくれてる…



もうすぐ溜まる…



待ってて、二人とも…



ゴウセルside



ゴウセル「瘡蓋の記憶(リライトライト)」



今の状態の団長はすばしっこくて攻撃がなかなか当たらない。



団長からの攻撃は一撃一撃が重い。



当たれば大きなダメージを食(く)らうことになる。



やはりAの“アレ”を待つしか…



バン「おいAまだかよ」



貴女「お待たせ」




そこには全身に大量の魔力を帯(お)びたAがいた。



ゴウセル「大丈夫か？」



貴女「…大丈夫。頑張るから



…じゃあ始めるね。」



Aは目を閉じ、胸元でギュッと指を絡ませ祈るように手を握る。



そして自分の周りにソフトボールほどの大きさで魔力で作った球、魔球を大量に作り出した。



何十個、何百個…魔球を作る。




貴女「っ…」




今、暴走するかしないかのギリギリの瀬戸際まで魔力を高めて一つ一つの魔球に高い魔力を宿させた。それを複数作りだしコントロールするのにも繊細な魔力の制御が必要。



暴走してもおかしくないくらいだ。



…無理をしないでくれ。




貴女side




貴女「団長ごめんね。でも団長を止めるにはこうするしかないの…」



胸元にあった両手を大きく広げ…




貴女「神器 創造の飾り高魔力球大量放出(リマイスフィルシュート)！！！」

この技を発動するにはリスクがある。→←“アレ”

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