【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part9【ゴウセル】

この人を殺すのなら私も… ページ20

貴女side


ジャスティ「最初から本気で行けばよかった…」


ディアン「全く…だから言ったのに」


お兄ちゃん達も私と同じように体の部位がいくつか消えており、再生に時間がかかる。


二匹の龍も姿を消した。


ヘンドリクセン「メリオダスこれで最期だ。」


何がサポート役よ…


こんな時に…！


こんな時に私は何も出来ないの…？


貴女「団長…死んじゃやだよぉ…」


バン「団ちょ…オレ以外のやつに殺されたら…ぶっ殺す……！！」


エリザベス「この人を殺すのなら…私も…」


と団長に向けて手を伸ばし、涙を流しながら言う。


ヘンドリクセン「黒死(デッド・エンド)」


と黒死(デッド・エンド)を放つ。


貴女「いやあぁぁ！！」


エリザベス「メリオダス様っ！！」


ヘンドリクセン「お前を救うものは誰もいない」


ホーク「いいやいる！！！このホーク様がなっ！！！」


と団長の前に立つ。


メリオダス「…ホーク…何やってんだ！！」


エリザベス「だめ…やめて…」


貴女「ホーク…」


ホーク「お前が死んじまったらエリザベスちゃんまで死んじまいそうな勢いなんだからよ。
しょうがねぇだろ」


メリオダス「早くどけ！！」


ホーク「あーあ。こんなことなら腹一杯残飯食っときゃよかったぜ…ちっ…
死ぬなよブタ野郎共」


黒死(デッド・エンド)包まれ強い衝撃波があり、次の瞬間ホークは真っ黒になった。


メリオダス「…ホーク？お前」


と言うとホークはパタリと倒れた。


すぐ傍にいたエリザベスはホークの傍へ駆けつける。


エリザベス「こんなこんな…ことって…」


貴女「ホーク…？そんな…」


私も少し歩けるほどに再生したボロボロな体にムチを打ってエリザベスの元へ行く。


エリザベス「ホークちゃん…！」


貴女「ホーク…死ぬなんて…許さないよ…目を開けなよ…」


と体を揺さぶる。だけどなんの反応もない。


ヘンドリクセン「下等(かとう)な家畜ごときに命を救われるとは…大した悪運だな」

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