エスカノール捜し ページ43
貴女side
服を着替えた後もアーサーの傍を離れない謎の生き物…
アーサー「いたたっゴウセルさんもっと優しく」
ゴウセル「頑なだな」
と謎の生き物をアーサーから引き剥がそうと試みるゴウセル。
謎の生き物は意地でもかとアーサーの傍を離れない。
アーサーに懐いているのか？？
謎は深まるばかりだ…
メリオダス「さてさてさーて、そんじゃ次はエスカノール捜しだな！！」
エスカノール懐かしいな…元気にしてるのかな？
ホーク「〈大罪〉最後の一人が今さら捜して役にたつのかよ？もうお前一人で十分じゃね？」
ホークはエスカノールの強さを知らないでも知ったらきっとびっくりする。
メリオダス「エスカノールはオレよか強えぞ？もっともオレもまだ“力”が完全に馴染んだわけじゃねーからね。もうちょいリハビリしねーと」
元々は自分の力とはいえ、あんな強力な力がすぐに馴染むはずもない。
と言ったら私も一気に魔力が上がったことになるから人のこと言えないけど、魔力が上がったのは私の中にある“女神の加護”がその大きな要因。
団長と違って馴染むとかそういう感じではないんだよなあ…
目覚めたというかなんというか…
ホーク「化け物め！」
メリオダス「お前が言うか」
貴女「ふふ」
何だかいつもの光景でいいな。
敢えていつもと違うと言うならホークの姿かな…しばらくは慣れなさそうだ。
それからホークママに乗り、移動を始めた。のは良いんだけど…
貴女「キングが別行動をとるの？」
話を聞けばディアンヌを探しに行くことともう一つ個人的な理由もあるようだ。
それにさっきからキングはかなり団長を敵視している。キング曰く、団長の全部信用が出来ないらしい。正体が知れない…素性を明かそうともしないやつのことと言っている。
私もそう言ったら“女神の加護”のこと、私は話してないし…いや、そういう問題じゃないか…
でもキングの様子を見る限り団長の許可云々の話どころではなさそうだ…
言ってるそばから飛び出して行った。ホークママが「ブゴーッ」と鳴いた。
貴女「また一人減ったなーなんか寂しいや」
キング…ワケありって感じだったな。
詮索をするつもりはない。
でもまた合流出来ると思うし、大丈夫かな？
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作者名：美歌 | 作成日時：2020年5月15日 11時
