【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part13【ゴウセル】 (ページ40)

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ヤツには出来るページ40

貴女side

ジェンナ「それにしても、メリオダスは本当に感情を捨て去ることが出来たのか？

いつもと変わらんように見えたが、不思議じゃな…」

ザネリ「いいや捨ててはいないぞ」

ジェンナ「ザネリ！感情を捨てとらんとはどういういことじゃ！
それではまた怒りに飲まれて暴走する危険性があると！」

ザネリ「今のヤツのなかに存在するのは荒れ狂い全て烈火の如き憤怒ではなく。
静かに全てを飲み込む深海の如き憤怒。メリオダスは今完全に怒りをコントロールしている」

貴女「そんなことが出来るの？」

ザネリ「ヤツには出来る」

団長…すごいな…

私には…きっと出来ないことなんだろうな…

***

？「ただーい…ま！！っと」

貴女「だんちょーー！！大丈夫？怪我してない？」

ヘンドリクセン「メリオダス殿！！」

ギルサンダー「ああ…！！無事でよかった」

メリオダス「だから言ったろ、ほんの挨拶に行ってくるだけだって」

駆け寄って団長の様子を見るが特に怪我をしている様子はない。
みんなはホッとしているが団長はニシシと笑っていた。

ジェンナ「だ…だいたいお主挨拶って何をしてきた？」

メリオダス「なになになーに下手なことをしたらブッとばすって釘刺してきただけさ」

貴女「な…なに言ってんの団長？」

相手を挑発するようなことを言って大丈夫なの…

でもするっていうことは余裕が団長にはあるってことだ。

すごい。の一言に尽きる。