親愛なる友へ ページ35
“親愛なる友へ”
“この手紙を受け取った。ということは、時が来たということだろう。”
“名前が分からないので 君 と呼ばせてくれ”
“私は夢を見た。それはただの夢だと思える夢ではなく、現実見のある夢をだ”
“ゴウセルが君ととても楽しそうに歩いていた。”
“友人ではなくゴウセルの恋人だと私は直感した”
“君にお礼を言いたい。ありがとう”
“そして私からのプレゼントだ。少しでも君の力になれればと思う。恐らく君が既に所持しているであろう神器 創造の飾りは私が作った神器だ。”
“これは特別な素材
“そのうちの一つで出来ている。”
“神器 創造の飾りは安易に他の者が扱えないよう細工を施した。このことに君に心当たりはあるかもしれない。”
心当たりはある。
“神器 創造の飾りを扱える者は君を含め、二人だと私は予想している。
“神器は所有者を選ぶ、王女は君と何かしらの深い関係…縁があるから神器に選ばれたのだろう。”
“だが恐らく彼女だけでは神器 創造の飾りの
“君にはきっと何か特別な
“他の誰かには使えない君だけの
“神器を解放すればきっと君の
他の誰かには使えない私だけの…
それは
父様や母様もお兄ちゃん達も使えない私だけの
お兄ちゃん達の言葉間違ってなかったな…
“私が作った神器 創造の飾りが君の
“そしてゴウセルをこれからもよろしく頼む”
“ゴウセルより”
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作者名：美歌 | 作成日時：2020年5月15日 11時
