【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part13【ゴウセル】 (ページ32)

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特訓の成果ページ32

貴女side

貴女「ただいま、団長」

メリオダス「お、戻ったか。」

いつもの笑顔で私に笑いかけてくれた。

メリオダス「A。」

貴女「どうしたの？団長」

メリオダス「魔力が前よりも増しているな！何か特訓の成果か？」

貴女「まぁそんな感じ！」

母様直々の特訓の成果もあるが、ティアルの事が過(よ)ぎった。

私の前から消えた彼女は私の中にいる。

女神の加護として…

魔力の増大はそれが影響している。

メリオダス「じゃっちょいと手合わせしてみっかA」

貴女「え？」

メリオダス「行くぞー！」

軽く地面を蹴って私の元へ飛んできた。

接近戦だ。

団長の攻撃を避けたり、弾いたりそして私も反撃をする。

右から来た団長の回し蹴りをそのまま足を掴んで地面へ叩きつけるが団長は右手を地面に置き、体制を立て直す。

それと同時に団長の足を掴んでいた私の手を体を上手く捻って振りほどいた。

流石団長私よりも何枚も上手だ…

私は一度体勢を立て直す為に団長と距離を置く

メリオダス「っと！強くなったな！A！」

ピョンっと後転した団長はいつもの笑顔でニシシと笑う。

メリオダス「うっし！手合わせは終わりだ！」

と手をパンパンと二回叩いた。

貴女「はやっ！もう終わり！？」

メリオダス「ちょいっとって言っただろ？それに少しは実感はあるんじゃねーか？」

貴女「実感…」

確かに言われてみればいつもより、団長の動きがよく見えた。対処にも困らなかったし…

少しでも進歩してるってことかな…

だとしたら嬉しいな。