【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part11【ゴウセル】 (ページ25)

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心が欲しいだけなの... ページ25

貴女side

メリオダス「ゴウセル。自分が何をしたのか分かっているのか？」

貴女「団長…ゴウセルはしてはいけないことをした。
だけどあまり責めないで…
ゴウセルはただ心が欲しいだけなの…。」

ゴウセル「閉じ込めてくれ、誰もいないところへ…俺が、俺でなくなる前に…」

貴女「ゴウセル…？」

？「これは一体なんの騒ぎ？」

マーリン「ドーンロアーのスレイダーか。丁度よかった。急ぎ其方(そなた)に頼みたいことがあるのだ」

メリオダス「あいつは王の命令以外基本無視だぞ」

スレイダー「何なりとご命令を…」

マーリンの前で片膝をつき頭を下げるスレイダー。

まるで陛下の前にいるかのような仕草だ。

メリオダス「スレイダーお前マーリンに弱みでも握られてんのか？」

団長は耳打ちでそう言った。

スレイダー「馬鹿を仰い。誰も手出し出来なかった障壁をいとも鮮やかに打ち破り、

陛下を救った見事なお手並み…鳥肌ものよ。“お姉様”是非そう呼ばせて下さい。」

マーリン「好きに呼べばいい。」

スレイダー「それでお姉様。あたしに頼みたいことって？」

マーリン「ゴウセル。ここへ」

貴女「ゴウセル？」

ゴウセルは静かに立ち上がりマーリンの元へ行く。