喜んで傍に居よう ページ26
ゴウセルside
俺に気づいたAの右手にはカッターが握られていた。
貴女「見てよゴウセル」
カッターを大きく振りかざし、左手首の血管を切った。
だがすぐに淡い光が現れ、再生されていく。
貴女「どう思う？最悪だよね。どれだけ傷つけても傷つけても傷口がすぐに塞がるの。
私…死ねないよ…」
と涙を流しだした。
貴女「ずっとずっと生きるんだよね。不老不死ってそういうことでしょ？」
ゴウセル「…そうだな」
貴女「…死にたくなってきたよ」
ゴウセル「そんなこと…俺が許さない」
貴女「ゴウセル…ごめんね。ごめんね。」
涙を流しながら言った。
ゴウセル「謝るな。俺はどんなAでも愛している。」
貴女「ゴウセル…ゴウセル…！」
涙を流しながら強く俺を抱き締めている。
今の俺には何も出来ない。
だが、俺がこうやって傍に居て少しでもAの辛さが和らぐのなら俺は喜んで…
Aの傍に居よう。
***
貴女「ん…」
あれから泣き疲れてゴウセルの腕の中で寝てしまった私。
目を覚ますとゴウセルは私を抱き締めながら本を読んでいた。
なんかゴウセルらしいなぁ。
ゴウセル「起きたか。おはよう」
貴女「おはようゴウセル。それと昨日はありがとうね。」
ゴウセル「大丈夫か？」
貴女「うんっ！大丈夫っ！少しずつ私は私自身と向き合っていこうって思ったの、だから大丈夫っ！」
ゴウセル「そうか。いいと思うぞ」
と微笑んでくれた。
貴女「ありがとうっ！大好きだよゴウセルっ！」
ゴウセル「あぁ愛しているA」
貴女「それにしても…」
ゴウセル「あぁ」
貴女「団長にバン」
ゴウセル「キング、ディアンヌ」
貴女「なぁに盗み聞きしているのかなぁ」
と部屋のドアを開けると…
耳をドアに向けて立っていた。
「「「「あ」」」」
メリオダス「みんな！散開っ！」
貴女「させるかっ！
「「「「あ」」」」
逃げようとした四人を捕まえ私とゴウセルの前に整列される。
貴女「はい。何か言うことは？」
「「「「すいませんでした。」」」」
貴女「よろしい。それと私はもう大丈夫、ご心配おかけ致しました。」
メリオダス「でも元気になって良かったぜっ！なっみんな」
ディ/バン「「「うん！/おう」」」
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美歌(プロフ) - フランさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも頑張ります！ (2015年7月27日 21時) (
レス) id: 99ee8a3763 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - ゴウセル大好きなので、私が見た中の小説で一番良いです (2015年7月27日 20時) (レス) id: 292033df8b (このIDを非表示/違反報告)
美歌(プロフ) - ほのりんさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2015年3月24日 21時) (レス) id: 99ee8a3763 (このIDを非表示/違反報告)
ほのりん(プロフ) - 私もゴウセル大好きなのでと〜っても楽しませてもらってます(^_^)更新頑張って下さい！ (2015年3月24日 20時) (レス) id: 7ef8800424 (このIDを非表示/違反報告)
美歌(プロフ) - めぐみんさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！見てみますねっ！ (2015年3月1日 0時) (レス) id: 99ee8a3763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美歌 | 作成日時：2015年2月24日 0時
