運命【第24話】 ページ34
よっぴー目線
いつ声が戻れるか分からない。だからこそ、ゆっくりした時間を作って、Aのこともっと知りたい。
今は、俺しか守れないから。
ギュッ
急に後ろから抱きつかれた。
よ「……どうした?」
ペラッ
紙を渡された。
貴『書いてたら泣きたくなった。』
なんだそれ。かわい
今は後ろから抱きつかれる感じだから
方向転換してっと。
よ「A、聞けよ?
俺は、お前に泣いて欲しいわけじゃないし辛い顔して欲しい訳でもないの。
でもな?
お前の性格上泣いてしまうし嫌な顔してしまう。
だから、俺に迷惑がかかるとか考えずに泣きたい時は泣け。そして、俺を頼って。
俺はAのこと大好きだし、守りたい。
だから、なんでも言って欲しい。
今は声が出ないけど、時間かかってでも言って。
そして、今は思う存分泣いていいから。」
そう言ったら、号泣しちゃった汗
俺も自分の思ってること全然言えないから、どっちもどっちなんだと思うけど、
Aが後々笑顔になるなら、それで十分俺は幸せだよ。
って言ってみたいなぁ
大好きだよって、なかなか言えないよねw
今は、落ち着いてくれるまで精一杯抱きしめてあげることしか出来ないけど。
"あとから沢山デートとか行こうな。"
俺だって沢山楽しみあるんだよ。
早く治るといいな。
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作者名:みかん | 作成日時:2018年4月28日 22時