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「ん、うま〜♡」
亜「ねえそれいっこちょーだい」
「はい、あ〜ん」
亜「あー…」
亜「ん?」
「うま〜♡」
亜「このやろだましたなー!」
「うそうそ、じゃ、目瞑って?いいものあげる」
亜「ん、」
ちゅ
「…次はあそこ行こ!!」
亜「…え、うそ/////」
え、い、今Aからき、き、キス、された、よね
初めてなんだけどAからなのは
し、しかも、オレンジの味がした
あの後、色々なところに行って
なぜか今日は甘えたさんなAさんなのです
「ねえ、泊まって」
亜「え?」
「…はなれたくない」
亜「また明日会えるじゃん」
「…きょうね、あらんくんと、いっしょにいて、もっと、もっと一緒にいたいなって」
やばい、かわいいどうしよう
「だめ?」
うぅ…その眼差しで言われると断れない
亜「…お邪魔します」
「やった!!」
「ただいま〜!!」
母「おかえり〜」
「今日亜嵐くんお泊まりだから!!」
僕、白濱亜嵐
やばいです
彼女の家、初泊まりです
母「あら亜嵐くんいらっしゃい」
亜「あ、今朝ぶりです笑」
っ!
あ、あそこにいらっしゃるのは…
Aの、お、お、お、お父さん?
「お父さんつまみ買っといたよ〜!」
父「あぁ…ありがと」
うぅ。お父様だったのか
…あいさつしないと
亜「…あ、あの、お父さん」
父「…?きみは」
亜「あ、あの、Aさんとお付き合いをしております白濱亜嵐といいます」
父「…Aと」
亜「はい」
や、やばいどうしよ
話しかけなきゃ良かったのかな
こんなはずじゃなかった
でもさ、女の人のお父さんってこんな感じなのかな
あ、お父さんが立ち上がった
父「母さん、ビール二本」
母「はいはい、飲みすぎないようにね」
父「ん、」
あ、こっち来た
父「…1杯、どうかな」
亜「あ、いただきます」
父「Aとは、いつから」
亜「あ、2年前からです」
父「…あの子、大変だろ」
亜「いえ、全然」
父「…喜怒哀楽がごちゃごちゃだろ」
亜「あ、そう、ですね笑
笑ったと思ったら怒ったりすごいですね笑」
父「…白濱くん、」
亜「はい」
父「…娘をよろしく」
亜「え」
父「Aのこと、よろしくおねがいします」
お父さんが頭を下げる
Aのお父さん、すごい厳格なイメージだったけど
すんなり受け入れてくれた
…お酒の力ってすごいな
こんなに人を素直にさせるんだ
亜「…はい、絶対に幸せにします」
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ニカ姫 - みかんさん掛け持ちで大変なのに更新ありがとうですみかんさんの小説最高です (2017年8月21日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぶら | 作成日時:2017年8月19日 18時