story18 ページ20
真っ直ぐな日向君の言葉に大地さんと龍も思わず笑ってしまっていた。
大地「ハハ」
田中「プッ」
日向「月島に勝ってちゃんと部活入ってお前は正々堂々セッターやる！そんでおれにトス上げる！それ以外になんかあんのか！？」
日向君の言葉に影山君も少したじろいで、なんとも言えない顔をしている。
月島「＿＿そういういかにも「純粋で真っ直ぐ」みたいな感じ、イラッとする」
日向「ムッ！？」
月島「気合で身長差は埋まらない。努力で全部なんとかなると思ったら大間違いなんだよ」
…どこか、それを見たことがあるかのように月島君は言い捨てた…。
『(…月島君も何か、あったの、かな…)』
隣を通り過ぎる月島君に大地さんも不思議そうな顔をしていた。
そして、試合がもう一度始まった。
「チャンスボール」
日向君、影山君のチームの方にチャンスボールとなって、それを龍が上へあげる。
『…だれに、あげるのかな？』
2人が同時に、俺に上げろ！と叫んでいる。
影山君も迷っているような素振りがあったが、
影山「田中さん」
と声をかけた。
けれど、
日向「影山!!!!
居るぞ!!!!」
影山君が目を向けた先にはもうすでに日向君が飛んでいて…
そこから影山君は、龍に上げようとしていた位置から日向君の声に咄嗟に反応してトスをあげた。
いきなりのことで、日向君もかすかに手が当たって、なんとかから振らずにすんだ。
影山「お前何をイキナリ「でも、ちゃんとボール
日向「中学のことなんか知らねぇ！俺にとってはどんなトスだっありがた〜〜いトスなんだ!!おれはどこにだって飛ぶ！どんな
俺にトス
持ってこい!!!!」
日向君は胸の当たりを掴んで大きな声で言った。
きっと、それは影山君にしっかりと届いた。
『…がんばれ』
私は手をきゅっと握って、応援した。
そのあと龍が
影山「…合わせたこともないのに速攻なんてまだ無理だろ」
『うぅーん。なんか、前と、ちがう…？』
なんだか以前先輩に声を張り上げていた影山君とは思えないほど、言動が弱気に感じる。
やはり、まださっきの月島君の言葉に影響されているのだろうか…。
私はなんとも言えない気持ちで影山君を見ていることしか出来なかった…。
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名無し74604号(プロフ) - 終わりになっとるんですけど、この話はまだ終わりとちゃいますよね？？もしそうなんやったら更新楽しみにしてます！！ (2020年12月21日 16時) (
レス) id: 9040d6f9a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 緑川詩織さん» 嬉しいです！コメントとっても励みになります(>_<)更新頑張ります♪ (2017年11月1日 18時) (レス) id: c712f6a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
緑川詩織 - ソラさんの作品いつも見てます！これからも更新頑張って下さい！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2017年11月1日 14時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ほろろさん» 感想ありがとうございます♪スガさんカッコイイですよね！これからもできるだけ絡ませていきますね♪ (2017年10月22日 12時) (レス) id: c712f6a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ほろろ(プロフ) - ソラさん» ストーリー12を読んで私が思ったこと（今さら）。菅さん！！妹じゃなくて貴方の彼女になりたい！！ (2017年10月22日 10時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2017年10月7日 15時
