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✽ﾅﾐside
ゾロの刀を受け止めたあと、その何かは後ろに飛んで一旦距離を置いた。
そして耳に聞こえてきた高く澄んだ声…。
『…あなた達は誰？何をしにこの国へきたの…？』
その声はまだ幼い少女のようで声がした方を見る。
ﾅﾐ「…!!」
そこで驚きに目を開いた。
頭から見えるふわふわとした2つの耳。後ろから見えるたくさんの尻尾。噂に聞く妖の者だとすぐにわかった。
だがそれよりその少女はとても可愛らしく、それでいて美しい。
真っ白な肌に黒い艶のある髪。それでいて薄く色付いた桃色の頬。ぱっちりとした目。
女の自分でさえ、見とれてしまうほど。
サンジくんは石化し、ウソップとフランキーも目を疑っている。
けれどその間にも少女は怪訝な顔でこちらの様子を伺っている。
私はハッとして焦って口を開く。
ﾅﾐ「ごめんなさい！戦うつもりは無いの!!」
私の声を聞くと、少女はこちらに向けていた刀を下ろした。
その様子に一味はホッと息をつく。
そして少女は少し困ったような表情をしたあと口を開いた。
『…ごめんなさい。私もわけも聞かず麦わら帽子の人を攻撃してしまいました…』
少女の態度の変わりように驚いていたとき…
ﾙﾌｨ「ああー！痛ててて…。ビックリしたぁ…」
向こうからルフィが起き上がってきた。
ﾅﾐ「ルフィ！」
ﾙﾌｨ「おう！それにしてもお前強えなー!!俺ゴムなのに何でだぁ？？」
笑顔で言うルフィに安心しながらも確かになぜルフィに攻撃が効いたのか、と不思議にもなる。
けれど…
『あなた達、海賊でしょう…？食べ物なら私が用意するからここの動物達には手を出さないで欲しいの…』
真剣な目でこちらを見てくる少女。
ﾅﾐ「えぇ。ありがとう。こちらこそうちの船長がごめんなさいね」
…あの少女が怒っていたのはルフィがここの動物を殴ろうとしたからなのだと、ナミは理解した。
すると、少女がルフィに近づいた。
『あなたが船長さん…？さっきは殴っちゃってごめんなさい』
申し訳なさそうに謝る少女に私達は驚く。
ﾙﾌｨ「いや、いいんだ!!俺こそこいつらがお前の友達って知らなくて殴ろうとしちゃったからな！」
ルフィの言葉に少女は安心したように笑う。
『ありがとう…。ここの動物はみんな怪我をしていて、私が手当をしているの』
確かに動物を見るとどの動物も包帯をまいている。
それならこの子がルフィを攻撃するのも頷ける…。
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sora(プロフ) - ありがとうございます！！今受験のため更新がこ出来ていなくてごめんなさい(>_<)もう少しお待ちくださると嬉しいです！！ (2019年2月22日 0時) (
レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - すごい面白くて必死に読んでました！更新楽しみにしてます！ (2019年2月20日 18時) (レス) id: cb802c0a66 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！最近忙しく更新ができていなくて申し訳ないです(>_<)空いている時間に更新を頑張るのでまた読んでくださったら嬉しいです(*^^*) (2019年1月25日 21時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 凄く面白かったです！続き楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2019年1月25日 12時) (レス) id: caa5a8f062 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 夏季さん» 本当に申し訳ありません。そしていつも応援して下さり本当にありがとうございます！ (2018年12月16日 17時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2018年12月1日 18時
