今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:11,392 hit
小|中|大
夜空 ページ4
お風呂上がり。
濡れた髪を拭きながらコーラを片手に
満天の夜空を見上げた。
ああ〜!あやねちゃんが変な事言うから
意識しちゃう…
確かに風早君はいい人。だからこそ
今の幸せを私が取っちゃいけない。
本当は気になってるんじゃなくて
好きなんだよなぁ…やっぱ。
泣きそうになる気持ちを抑え
空を仰いだ。
そう言えば風早君の彼女、
なんて名前だっけ…
そうそう、梅ちゃんだった。
あの子可愛いし、運動神経良いし
頭良いし、おしゃれだし
先生からも好かれてるもんな…
私とじゃあ、月とすっぽん。
「なんか悲しいっ…!」
勢いでコーラのプルタブを
プシュっと開けたら
一気に飲み干した。
風が冷たい…
今日はもう寝よう。
グットバイ、月。
グットバイ、好きな人。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めぐ | 作成日時:2015年5月17日 22時