九話 ページ11
上鳴
新しく編入してきた女の子｡
銀髪の男の人の後ろからそっと顔を出したとき､クラスの心は一つになった｡
全「「「(かわぇぇぇぇぇ！！！！！)」」」
そう､とんでもない可愛さだった｡
もうこれお茶しに行くしかねぇだろ！
相澤先生は気付いてねぇけど､クラスの男子の目が一瞬のうちに獣になったぞ！？
特に爆豪､切島､轟､耳郎､梅雨ちゃんの辺りがやばかった｡
あ､耳郎と梅雨ちゃんは女子だったわ｡
その後､女の子は名前とこせ……じゃなかった､異能力を叫ぶと直ぐに銀髪の人の後ろに隠れた｡
綾乃ちゃんだって！
可愛い名前だなぁ｡
どうやってお茶に誘おうか迷っていると､急に緑谷が立ち上がった｡
緑「え！？綾乃ってあの時の女の子！？武装探偵社だったの？ていうか異能力だったのあれ！」
かなりの声量で叫ぶ緑谷｡
そんな大声出したら綾乃ちゃんが怖がるだろ！
注意しようとしたその時｡
『緑谷……さん？』
ヒョッコリと顔を出す綾乃ちゃん｡
知り合いか？
いつの間にこんなに可愛い子と仲良くなってんだ緑谷の野郎！！
その他爆豪も驚きを隠せない様子で困惑していた｡
爆豪まで！
お前は仲間だと思っていたのに！！
怒りにうち震えて居ると､嬉しそうな綾乃ちゃんの声が耳に届いた｡
『緑谷さんだ！社長見て､緑谷さん！！勧誘していい？だめ？お願い！！』
まるで新発売した玩具をせがむ子供みたいに銀髪の人の服の袖を引っ張る綾乃ちゃん｡
可愛い｡
轟､切島は同じ気持ちなのか､微笑ましそうにそれを見ている｡
緑谷にとんでもない殺気を浴びせているが気にしない方向で｡
爆豪みたいな色の髪をゆらゆら揺らしながら楽しそうに跳び撥ねる綾乃ちゃんに一番良く似合う言葉は可愛い｡
本当に武装探偵社なのだろうか？と不安になるほどだ｡
キラキラと無邪気な好奇心に輝く空色の瞳は無垢で｡
灰色の仕事を請け負う探偵社員とは思えない｡
『あっ！先生､やっと見つけた！今までどこにいらしてたんですか？』
急に何かに話しかけ始めた綾乃ちゃん｡
でも､視線の先には何も居ない｡
いや､正確には先生と呼ぶには些か可笑しい三毛猫がいた｡
でも随分楽しそうに話しかけている様子から見て､あれが先生で間違いないのだろう｡
ていうか猫に話しかける綾乃ちゃんも可愛いなぁ〜｡
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まむまむ(プロフ) - 更新有難うございます！楽しみに待ってた甲斐がありました！ (2018年7月27日 14時) (
レス) id: 0e07c2f705 (このIDを非表示/違反報告)
モルカ(プロフ) - 更新お待ちしておりました!!続き待ってます(＾∇＾) (2018年7月27日 13時) (レス) id: 35de75094a (このIDを非表示/違反報告)
まむまむ(プロフ) - 続き待ってます！ (2018年7月17日 20時) (レス) id: 0e07c2f705 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんかん(プロフ) - 椿さん» 可愛いですよねぇ｡私でも何でこんな可愛い子が書けるのだろうと不思議です｡更新､頑張ります！ (2018年1月28日 19時) (レス) id: 803b2655e5 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 綾乃ちゃん、めっちゃかわいいw嫁にほしいっすね。いゃ本当に。次回の更新も、楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2018年1月28日 18時) (レス) id: e69fa0a1e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんかん | 作成日時：2018年1月13日 18時
