遠い存在だと思っていた彼

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あの柳田将洋選手と出会ってから数ヶ月が経ったある日




わたしは今日もまた、あの時借りた傘を持って
バレーボールの試合を観に会場の客席に座っている





実はあれから2、3回観戦している





でも良い席がなかなか取れなくて、二階の後ろの方や三階の自由席ばっかりだったから全く様子を伺えなかった。





外で出待ちを試みてはみたけど
人があまりにも多すぎて近づけるようなものではなかった…。










でも…っ！









今日は取れたチケットが運良く最前列！







まだ選手たちは出てきてないけど








そろそろアップしに体育館に入ってくる頃だと思うんだけど…








＿＿キュッ…キュッ









A｢来た…っ｣






その途端会場にいるお客さんたちが歓声を上げた







A｢やっぱりすごいな…｣




・


・


・


・


・






柳田｢…ハァ…っ…ハァ…｣






深津｢もうちょっと下の方がいいか？｣







柳田｢いや、大丈夫っす｣







深津｢おっけ、じゃああの高さでトスあげるわ｣







柳田｢お願いしますっ｣








柳田は一息つこうとドリンクを手に取り、
飲む瞬間にたまたま体の向きを変えた方向に
彼女が座っているのが目に入った








柳田｢…っ！？｣









A｢(ﾍﾟｺｯ｣









Aは柳田が自分が観に来ている事に気付いたと思い軽く頭を下げた。





柳田｢(来てたんだ………。



いつも本気でプレーしてるけど今日はもっと気合い入れよう)｣







それから柳田がボールを要求する回数が増えた







＿＿



清水｢柳田、今日は一段と気合い入ってないか？｣





石川｢どうしたんすかね 笑｣






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全く話が進んでなくてすみませんm(_ _)m

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