【鬼滅の刃】色々設定盛り込みすぎな転生少女は全員の幸せを願う・壱

迷いと叫び ページ24

『お茶、とても美味しいです！しのぶさんも、話し相手になっていただきありがとうございます』


カナエ「いいのよ、女の子同士で喋るのってとても楽しいもの！ね、しのぶ」

しのぶ「ﾊｧ…姉さん、私そろそろ洗濯物を取り込んで来るわ」


『え、あの…よければ手伝＿』


しのぶ「貴方もどうぞそのままで」




パタン、と淡泊な音を立てて戸は閉まった。




あー……そうだよね。うん。

人の家の洗濯手伝うなんて失礼だよね。




『あー、すみませんカナエさん…怒らせちゃったみたいで…』


カナエ「此方こそごめんなさい、しのぶは他の人には大体あんな感じなの。
Aちゃんなら歳も近いから仲良くなれると思ったけれど、難しいわね。でもそんなに気にしなくて大丈夫よ〜」





カナエさんはこう言ってくれるけれど。









……絶対しのぶさんに嫌われたぁあああああ!!!



「私は貴方が嫌いです」とか面と向かって言われたらどうしよう。
もう心に日輪刀が刺さって立ち直れない…!!←




ｶﾞﾀｯ

『＿わ、私しのぶさんに謝ってきます!!(泣)』




カナエ「え、あ、Aちゃ」







戸を開けて気配を頼りに全力疾走。

人の家で走るのは滅茶苦茶失礼だと後で思ったけれど、今の私の心境はそれどころでは無かった。



しのぶさんに嫌われるのヤだぁあああ!!!←



あ、まさか元気が無いのって鬼の頚斬れる発言してから!?

鬱とかなって無いよね!?自分がしのぶさんの立場だったら頚チョンパ(死語)しちゃってると思うけど、まさか………まさかね！？←



＿ポン＿


小さくなんか聞こえたけれど、いったい何の音でしょうかｯｯｯ!!!!


ハッ、今もしやフラグの音!?←←



イヤだぁあああ!!!!←大混乱






気配！




『此処ですね失礼しますっ!!!』






しのぶ「…へ、」





少々乱暴に戸を開いてしまったが場所は的中



目の前には日輪刀を持ったしのぶさんがいた。









日輪刀を持った＿？？？







『イヤだぁああああしのぶさん死なないでぇええエエエ!!!!!』




思わず全力で飛びついた。←






しのぶ「えぇっ!?」









幸いにも倒れなかったけれど、今思えば危ない行為だったと後で猛反省。

心が抉れちゃう((→←花屋敷の護り人

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