【鬼滅の刃】色々設定盛り込みすぎな転生少女は全員の幸せを願う・壱 (ページ20)

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偶然の出会いページ20

『あれ、あまね様…!?』

「＿三神様」

柱合会議も終わり自己紹介も終えた後、他の人たちはさっさと帰ってしまい落ち込んでいた所、カナエさんに明日花屋敷に来るように言われた

花屋敷…それって後の蝶屋敷だよね絶対。

つまり…

遂にしのぶさんに会える!!!

明日が待ち遠しくて夜も寝られない！！

＿＿あ、どの道夜は任務だっけ←

などとウキウキしていた私の前を、白髪美人が通った。

知ってる気配。

というかそんな美人さんは師範以外一人しか知らないんだけど、あまね様でした。

ホントさ、驚いてる姿もお綺麗だよね。

産屋敷ファミリー皆美男美女とかちょっと怖いよ本当。性格も見た目もその他諸々最高すぎて言葉が出ないよ普通に。

『如何したんですか…って、その格好』

よくよく見たら＿＿って別になめ回すように見てたわけじゃないからね!?そんな不審なことしないよ流石に!!
いや、全身爪先から頭のてっぺんまでしっかり見てたけど!!不可抗力だって美人なんだもんごめんなさいね！！？←

＿うぇっほんｯｯｯ(((

まぁ結果的によく見ると、あまね様は竹の棒を持っていて、先程とは違った動きやすい格好をしていた。

「景信山に向かおうと思いまして…」

『山!?山にお一人で！？』

景信山？って何処だろう…なんか聞いたことある気がするんだけどそれどころじゃ無い。

「はい」

『危険です!!山には危険が沢山あるんですよ！熊だけじゃない、蜂とか狼とか危ないです！
それに今から行くのでは、帰り道に鬼が出るかもしれないのです。何か大切な用事があるのでしょうが、一人で行かれるのは…』

あまね様だって、鬼や他の動物の怖さが分かっていないわけでは無い筈だ。

＿あぁ、あまね様が眉をひそめてしまった

もしかしたら私の早とちりだったのかもしれない。
いくら柱になったとはいえ、お館様の奥様に向かって声を荒げるなんて、なんとみっともなく恐れ多いことをしてしまったんだろう。

『も、申し訳ございませんっ…!!つい声を荒げてしまい＿』

我ながら浮かれていたかもしれない
…恥ずかしい。

それにあまね様直々に伺うなんて、よほど大事な事なんだろう。

引き留めてしまったことが申し訳なくて、まるで崩れ落ちるかの如く勢いよく地面に土下座する

「え、あの…三神様？お顔を上げてください」

『イエッ大切な時間を浪費してしまいご迷惑を…!!』

もう一度土下座した。