【鬼滅の刃】色々設定盛り込みすぎな転生少女は全員の幸せを願う・壱 (ページ14)

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怒りがページ14

戻ってAside

騒ぎを聞きつけてやって来た大人たちを見回して、罵詈雑言を言われる前に殺気と圧で喋れなくする。

『君達の恐怖はよく分かる。死ぬのは怖いよな。分かるさ』

「ぅあｯ…」

「ひっ＿」

『けどね、それすら分からずに殺された子供はどうなるんだろうな。
無惨に散った命の数を、重みを、痛みを＿何より、この世に生を受けてすぐ、生きたまま喰われる苦しみを味わって死んだ子供の声を。

お前達はそれら全てを裏切り、穢し、貶め、のうのうと生きている。
いくら言葉を並べても、失った命は決して戻ることは無い!!＿それを決して忘れるなよ。

錆兎、義勇、行こう＿終わらせるために』

「＿＿ぁ、あぁ」

「っ＿」

住民たちは、暫く動けないだろう。

＿その間に、全てを終わらせる。

此処だって基は唯の町だ。

抵抗する力も持たない人間が、殺さないことを条件に仕えろ、とでもいってくれば、断れる訳も無い。

勿論子供だって皆、差し出したくて差し出した訳じゃ無い。

分かっている。分かっているけれど＿

冨岡「失った命は戻らない。Aの判断は間違っていない」

『！』

錆兎「そうだな。言い訳を並べて彼所で見て見ぬふりをすれば、それこそ元には戻れなくなるだろう。俺も義勇の意見に賛成だ」

『…ありがとう、二人とも!』

冨岡「(水の音が聞こえて)来る。もう少しだ」

錆兎「水が相手なら俺達の出番もある！A、義勇、決して無茶はするなよ！」

『うん』「あぁ」

「あれれぇ？神聖なボクの宮に入ってくるなんて、今日のご飯は生きが良いなぁ！」

あれか鬼。

茶色いゼリー状のもので体中を覆っている

『”雪の呼吸壱ノ型白銀の光”

＿ﾁｯ駄目か』

斬ったつもりでも、弾力で体自身がうねり、攻撃を避けたらしい。

「君強いねぇ！それに美人！その後ろのオス殺して着いてくるなら一生側に置いてあげる！」

『いらん、キショい、死に腐れブクブク野郎』

錆兎「“水の呼吸弐ノ型水車”＿(何云ってるかはよく分からないが、取り敢えず彼奴を貶してるのだけは判るな…)」

冨岡「“水の呼吸壱ノ型水面斬り”(技が出しやすい…二人とも凄いな。)」

『あらら、君のブクブク無くなったけど善いの？』

「何をオォオ!?ボクの毛があァアアア！！」

動揺。今だ

『“夢の呼吸肆ノ型幻視・泡沫(ｳﾀｶﾀ)”』

ｼｭｯ＿

鬼は頚を斬られ、地に落つ

『…どうか、安らかに』