【鬼滅の刃】色々設定盛り込みすぎな転生少女は全員の幸せを願う・壱 (ページ11)

今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:22,730 hit

曇天ページ11

『ところで合同任務の件に戻るけど、何か情報は摑んだ？私何も聞けて無くて…』

｢＿嗚呼、東町の奥様方の井戸端会議で聞いたんだが、どうやらこの近くの山には祠があるらしく、そこから毎夜子供の声がするそうだ。

その西町の人たちが建てたという湖の社に、鬼が住んでいる可能性が高い。｣

奥様方の井戸端会議って笑
しかも参加して来たんかい()

そりゃあ奥様方にモテますわ。錆兎、奥様方になんか黄色い声飛ばされるイメージあるもの。

『ほへぇ、詳しい。私んとこ全く出てこなかったのに＿＿＿って西町の社？』

この町は割と大きく東西に東町、西町と分かれている。

私が昼間居たのは西町の大通りだ。

聞き込みをしても、怪訝な顔で首を振られるだけ＿

＿待て。
あれは怪訝な顔(・・・・)だったか？

どちらかというと怯えた＿

“触れて欲しくない”という顔のような＿＿

『…西町の人間は、現在鬼の住んでいるその社を建てた。

＿ｯ!

＿＿錆兎!子供の行方不明事件はｯ』

錆兎「東町では特に無いが…

＿＿まさか｣

『…あ、あぁああぁっ……嘘だ、嘘だろｯ』

冨岡｢A…落ち着け｣

今日の昼間の、活気のある町並み

思い出されるのは、“大人の声”ばかり。

＿＿＿＿＿では、子供(・・)は？

.

『っ＿＿急ごう二人とも!!』

「「ああ！」」

もうじき日が暮れる。

そしたらまた子供が居なくなる

何としても、その前に叩かなければ＿

＿＿＿

＿＿

＿西町の山の前にて。

村人1「止まれ！お前等何者だ!!」

錆兎「…A、どうする？」

村人2「見ない顔だ、不審者だな！これより先は水の宮と知っての狼藉か!!」

『…お前らこそ、その先に何が居るか分かってて護ってるのか？』

村人「「ﾋｨｯ＿!!」」

錆兎「(当たり前だがA、相当怒っているな…殺気が漏れている)」

冨岡「…」