師範〜笑(( ページ25
二週間、雪の呼吸を学んだ。
ほんと、あっという間だったと思う
「んー、出来てるけどあんま威力無いね」
『ね。何が悪いんだろう』
随分練習したけど、どうも耀の速度には届かない
「やってるかい」
『師範!』
「夢華〜わかんねー」
「おいこら」
『えっとねぇ…カクカク』「シカジカ」←
「?何言ってんだいアンタら…」
ハッ!…師範がドン引きしてる!
「此れで通じるってAが言ったのにぃ!!」
『何故だ!何故なんだァ!!』
「いや、話は分かったけどさ」←
『!?』
これ本当に伝わるんだ((
「つまりそれ、呼吸があってないんだよ」
『えっ』
「えー?」
「冬夜達はね、速度を筋力で補ってるんだ。だから男女の体格の差で速さが変わってくる」
「『あー…』」
って此奴、無自覚だったのかよ。
『じゃあ、耀の速さには届かないって事ですか?』
「いや、多分アタシの呼吸を使えるようになればいい」
え、そういうもん?
「あ、つまり男の筋力の部分を夢華の舞で補えと」
「その通り」
『…舞?夢の呼吸じゃ無く?』
「夢華の趣味から生まれた呼吸は、舞が元になってるんだよ」
『趣味』
「ああ、アタシ人一倍柔らかかったからな」
鬼斬る技、趣味から出来てんのか…汗
『…師範、この際聞いても良いですか?』
「ん?」
『その、五体満足に見えるんですが、育手って言ってる事からも元鬼殺隊員ですよね?
…何故、お辞めに?』
「あー笑」ゴツン
あ。耀が屋敷の奥に吹っ飛んだ
「簡単なことだよ。」
「三十超えても独り身とか寂しいじゃないか」
…ん?笑
ちょっと、何言ってるかわかんないなぁ;
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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2019年10月22日 3時