J.S.B.LOVE

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Ryuji side






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そんなこんなで 話していれば

片付け終わったらしく、



Nt｢ 今市の隆二！途中から抜け出したでしょ。 ｣



『 なんすか、その呼び方。笑
守備にいたんすよ。こいつら狙われてもいいように 』



Nt｢ うまい言い訳してんじゃないよ！ ｣




......すんません。




T｢ 俺押し倒される所だったんすよ？ ｣



『 でも、健ちゃんと臣のかっこいい飛び蹴りで助かったでしょ？ 』



T｢ まぁそうですけど〜 ｣




男に押されても嬉しくなかったっす。


とか意味不明なことを呟く末っ子。





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A｢ ご迷惑おかけしました。 ｣




リーダーである亜嵐が 改まり謝罪。


いいのに、悪いのはあいつらなんだから。




Nt｢ 全然！可愛い後輩の為ならいくらでも動きますとも ｣


Nk｢ 困ったらすぐ電話してね？ ｣




この通り、彼らに怒る人は誰もいなかった。




H｢ これからどーすんの？家帰れんの？ ｣


R｢ 大丈夫っすよ、涼太ん家近いんで ｣


K｢ ほな、気つけや？また絡まれんように ｣




じゃあねーっと見送り、

俺らもバイクへ乗る。




T｢ A待たせてますし、帰りますかっ ｣




もう出てからだいぶ時間経ったし、

寝てるかな。




E｢ お菓子でも買ってってやりましょう ｣




その提案にのり、コンビニで大量のお菓子を買って帰った。






Nt｢ おっ。起きてた ｣

K｢ 戻ったで〜 ｣




部屋に入ると 小さく体育座りをしてるA。



T｢ ハニーただいまぁ ｣


｢ うっ....イタイイタイ ｣


Nt｢ こら、岩ちゃん。飛びつかない ｣




あーあ、血ついたんじゃないの？




E｢ 今夜はお菓子パーティーだっ！ ｣


｢ え、こんなに？ ｣


H｢ 買いすぎだよなまじで。 ｣




ノリノリでお菓子を広げるELLY。


さっきあんなガタイいい奴と戦ったってのに

まだ元気有り余ってるとかすげぇわ。




｢ 頭大丈夫？ ｣


『 へ？頭？ 』




Aの隣に座ると 痛々しい顔でこっちを向く。


頭何かなってたっけ、俺。




｢ 切れてるよ ｣


『 は、まじで。いつの間に 』




鏡を渡され見ると 頭ってかおでこにちょっと血が出てる。




『 舐めときゃ治る 』


｢ いや、ベロ届かないでしょそこ。 ｣


『 あぁ、確かに。 』




届きませんね、絶対に。




｢ 絆創膏貼っとく？ ｣


『 うん、お願い 』





きっと昨日の傷が開いたんだな。







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