J.S.B.LOVE

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You side







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T｢ いたっ！！！ ｣




皆が徐々に起き始め、

最後に残った岩ちゃんは ソファーから転げ落ちる衝撃で目覚めた。





K｢ なに自爆してんねん。あいつ ｣


Nt｢ アホ犬だな、ほんと。
あ、Aちゃんこの新しいの使って〜 ｣





流れで洗面台に向かい、

全員が歯ブラシを持つ。



毎日の習慣だけど、皆一緒って...

ほんと仲いいなぁ。




『 虹色だ 』





奇遇なのか何なのか、それぞれカラーの違う歯ブラシ。


そしてあたしが渡されたのは そのカラーが全て加わった虹色。




Nt｢ それ特別だかんね!?
Aちゃんには使わせちゃうっ ｣




後から聞いたけど、

いつしか直人さんに彼女が出来た時、

あげようと用意してたんだって。


なんかごめんなさい。あたしが使っちゃって。






E｢ 俺腹減りました〜 ｣


T｢ 俺も。腹ぺこあおむし状態 ｣


Nt｢ あーもう、暴れないっ！
何かあったっかなぁ ｣





冷蔵庫をゴソゴソする直人さん。


昨日隆二くんと見た時 結構材料あったはず。




『 あたし作りましょうか？ 』




泊めてもらったお礼に。


なんて勢いで言ってみたものの、

でしゃばったと後悔。




『 やっぱ今のはナシで... 』


T｢ なんでなんでなんで!?
食う気満々だったのに ｣


K｢ たまには女の子の手料理食いたいもんや ｣




結局任されたあたしは、

冷蔵庫のあり物で 昼食作り。



その間 直人さん達は、

" 話し合い " と言って どこかへ行った。



きっと あたしの今後先についても話すんだろう。




どんな話をしてるのかモヤモヤしながら、


料理が完成すると共に戻ってきた彼らと食卓を囲んだ。





R｢ 何これうまっ！ ｣


E｢ 愛が感じられるね ｣




料理は嬉しいことに大絶賛。と言っても、

小学生でも作れる野菜炒めとかなんだけどね。




.




｢｢ ごちそうさま ｣｣




男の食べる早さと言ったら 尋常じゃなく、

あっという間に空になった皿。



ちゃんとお腹いっぱいになったのかな？








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