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『……ん…、』

「あっ起きた!!?」

『、ッ』



意識が浮上して声を漏らした瞬間、耳にキーンと響く大声。やかましい!と怒鳴ろうとしたが、頭が痛み思わず顔を歪めた。ガンガンと痛むのもそうだが、表面の一部がやたらと痛い。

なんだなんだ。

片目からソロリと目を開けると、目の前には心配そうに眉を下げて私の顔を覗き込む405番のツンツン頭の少年。

それに意識を失う前の記憶を思いだし、飛び起きた。そうだったブルトゥス…!



……よく見たら周りには、ツンツン頭の少年の他に403番と404番もいて、心配そうに私を見ていた。





「あ、あのっ、俺、ごめんなさい…!!俺、お姉さんがレオリオのこと助けてくれたの知らなくて…!!」

『エッ、ああ、うん?』

「私も止めることができなくてすまなかった。…レオリオを助けてくれてありがとう」

「俺も混乱しててよ、本当にすまなかった…!おかげで助かったぜ…!!」




それぞれお礼と謝罪をいう彼らを見て、なんとなく状況は掴めた。

どうやらあの時、私が403番との認識の違いで口論していたのを見た405番くんが、私を敵だと勘違いして私を攻撃してしまったらしい。
そのあとはどうなってここまで来たのかは分からないけど、誤解も解けて403番も落ち着いたっぽい。それは良かった。





『……まぁでも、お互い様だよ。こちらこそ助かったとこもあったし』

「我々も本当に感謝している。…レオリオ、彼女がいなかったらお前は今頃あの草原の中で転がっていたぞ」

「だから悪かったって…!本ッ当に助かった!ありがとな!」

「本当にごめんなさい!!」




ありがとうを繰り返す403番とごめんなさいを繰り返す405番くんを見て、404番はため息をついていた。
私は、なんだか平和だなぁ、と笑っといた。



因みに後頭部には、多分405番くんの釣竿の浮き?が当たったと思われるたんこぶが出来ていました。oh…。






「…あっ、ゴン!お前、無事だったんだな!」

「あっ、キルア!」

「なかなか見つからねーから心配してたんだぜ?」

「へへ……このお姉さんが助けてくれて、ってあれ?お姉さんは?」

「はァ!?さっきまでここにいたよな!?」

「私も気づかなかったな……」

「??」





『(……、思わず隠れちゃったけど隠れる必要なかったんじゃね?)』




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ノーレー(プロフ) - 久々にHUNTER×HUNTERにハマって帰ってきたらパスワードかかってたんだが…悲しすぎてつらい (5月2日 17時) (レス) @page19 id: 2e479ce041 (このIDを非表示/違反報告)
みりん。(プロフ) - 久しぶりに見たら続編にパスワードが…… (2020年3月3日 2時) (レス) id: 7d98ce980d (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - とても面白いです、、、!続編見たいのにパスワードが、、、( ; ; ) (2020年2月24日 19時) (レス) id: f5ceaf5555 (このIDを非表示/違反報告)
あおり - 更新楽しみに待っています!久々に見ようと思ったら無くなってて焦ったんですが、また戻っててよかったです!面白い作品です!気長に待ってます!頑張ってください(*¨*) (2020年1月13日 22時) (レス) id: 33577d4864 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキューlove - ハイキューの方もハンターハンターの方も何回読んでも笑えます。未確認さんの書き方大好きです!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2017年7月25日 12時) (レス) id: 71aedbb3ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未確認歩行物体 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年1月11日 7時

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