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『それにしても、未だにこうして来る人達がいたんだね』
「相変わらず後を絶たないねぇ。おかげで、ミケが太っちゃうよ」
困ったように笑うゼブロさんに、苦笑した。
その後すぐに骨となってミケに返却された男達に、再び合掌。
ガイドさんと観光客は顔を青ざめさせ、悲鳴をあげながら大急ぎでバスに戻った。私たちにも早く戻るように促すガイドさんをゴンくんが断ってこの場に残る。
私以外に残る人がいたことに、不思議そうな顔をしたゼブロさん。
とりあえず小屋にお邪魔し、出してくれたお茶をすすりながら、説明する。
『…で、彼らはキルアの友達』
「なるほどねぇ…キルア坊ちゃんの」
「ええ！？Aさんも友達だよっ！」
『エッ』
「ええ？当然だろう、我々はもう仲間だ」
「おま、今まで俺たちのことなんだと思ってたんだよ！」
驚くゴンくんに困惑するクラピカ氏、若干怒るレオリオ氏。
わりかし仲のいい知り合い以上だと思ってました…！あとキルアの友達！
…でもそっかぁ私も友達かぁ。
素直に喜んだ。
その後、扉のことを知ったゴンくんが、何故試されなければいけないのかとブチギレ。
執事室に繋がった電話でもなにか言われたようで、「Aさんがいるから俺達は偽物じゃない！」と訴えていた。
確かに私のことをゾルディックとして知っている人は少ないけれど…可能性は捨て切れないとゴトーさんに一蹴されたようだ。
そもそも私が堂々と、彼らを友人として家に招くことができればいい話なのにね。これゴンくんが怒るべき対象は私じゃないか？
…本当の家族じゃない、友達でもないって、こういうのに関しては本当に厄介な位置だと思う。
ずっと暗黙されていたゾルディック家のルールを、血が繋がっていない私が一番最初に破るわけにはいけないなんて、思ってしまってごめんね。
まぁなにより皆が、私が正門を、"試しの門"を開ける事ができない思ってるのもあれだけど。
能力で直接屋敷にもいけるけど、念さえ使えば普通に開けれるよ！使わなかったら無理ですけどね！
「そういえば、Aはどうやって屋敷まで？」
思い出したようなクラピカの質問に、やはり私が門をあけているという選択肢はないらしい。
むしろ開けるという選択肢しかないのにね…。
でも、開けれると言ったら開けなきゃいけない空気になりそうだしなぁ。
『…私は、匂いでミケが見逃してくれるの』
嘘ついてごめんね。
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うさぎもち - 私、この作品すっごく好きです！！！夢主ちゃんの性格もめっちゃ好きです！ (11月22日 16時) (
レス) id: 6ed501a3ba (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - パスワード教えてもらいたいです！この作品の続きが気になりすぎてねむれません！ (2020年4月29日 5時) (レス) id: be75996472 (このIDを非表示/違反報告)
ogofumi(プロフ) - 最近、H×Hにはまってこの作品を見つけ、虜になりました。この作品の続編にパスワード保護がかかっているのですが、パスワードって教えてもらえませんかね…？凄く凄く続きが気になります！ (2020年4月16日 14時) (レス) id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
未確認歩行物体(プロフ) - 紅蘭さん» 不安定なペースですが、勿体ないお言葉までありがとうございます…！へへへ残念な性格ですが、そう言って貰えて主も喜んでいると思います。これからも頑張ります(っ'ヮ'c) (2017年5月27日 1時) (レス) id: d2e199629a (このIDを非表示/違反報告)
未確認歩行物体(プロフ) - サメ子さん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)そこらへんはしっかりブレない主です！ｗｗ ハイキューの方も！そう言って貰えて本当に嬉しいです！これからもよろしくしてやって下さい…！()応援ありです！ (2017年5月27日 1時) (レス) id: d2e199629a (このIDを非表示/違反報告)
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