□二口堅治との出会い ページ33
後で絡ませようと思っていましたが、なんか機会がないので本編では既にもう知り合いということにします
※時期はIH予選敗退後すぐ辺りです
歯医者の設定とかよく分からない
二口さんの口調もよく分からない
▽
……なんか歯が痛い。
そう呟いたら、母上に金を持たされて「予約しなくても大丈夫だし、空いてるらしいから今すぐ歯医者に行け」と言われた。
『えー、虫歯じゃないと思うけど…』
「いいから行きなさい。歯は大切なのよ。母さんの母さん、つまりアンタの祖母も言ってたし」
『……はーい…』
「アンタも徹くんとの子供ができたら、虫歯にならないようにちゃんと見てあげるのよ」
『え、なんでアイツのこと名前呼びしてんの？？』
つーかそれ以前に、なぜ私が及川と子供作る設定になっているのかが分からない。
母上の脳内はどこまで進んでいるの。
おかしい通り越して純粋に疑問にに思う。
まあ、そんなこんなで母上の私の扱いは雑だし勝手。
だけど、母親としてやるべきことはしっかりしてくれているから、尊敬はしている。
たまにとても酷い扱いしてくるのは、母上の性格上愛ゆえなんだろう。
私がそれすら気づくことも考えることもできない子供だったら、とっくに家出してるよ。
でももし、これがとても幸せな勘違いだとしたら、私は世界中の人間から馬鹿は幸せだな…って思われるのだろうけど。
なんて考えて笑いながら、私は大人しく歯医者に行くことにした。
「あっ！」
『えっ？』
何度が行ったことのある歯科医院にて。
いつも数人座って待っているはずの席はガラガラで、背の高い青年が一人いるだけだった。
空いていると母上が言ってたのは本当だったみたいだ。
それを横目に、私はその青年が座っている長椅子の隅に腰を下ろした、
んだけど。
青年は私を見た途端、声をあげて目を見開いた。
えっ、なに、なに。
なんだ、なんかどっかで見たことある七三擬だな…。
「烏野の可愛くない方のマネージャー！」
『なにこのクズ』
瞬時に思い出した。
コイツ、あの時の及川二号…。
名前は知らないけど伊達工の選手だ。
それにしてもまさか、そんな覚え方をされているとは思わなかったわ。
第一印象通りクズってことか。
なんでこんなとこで再会しちゃうかな。
・
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未確認歩行物体(プロフ) - たくさんのコメントありがとうございます！！数年もたった今更にまとめての返信になってしまいすみません、全てのコメントは当時にちゃんと読ませて貰ってました…！完結してから随分経ってしまいましたが、新しくコメントくださった方もありがとうございます！ (2021年5月3日 13時) (
レス) id: d428059590 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - もうこの小説作ってくれた作者様に、感謝だわ。 ありがとうございます!(スライディング土下座) (2020年6月6日 18時) (レス) id: 8baac5d0e6 (このIDを非表示/違反報告)
リンネ - なんかひいおばあちゃんずるい。クロと誕生日同じだよ?!ぼくなんか8／20というなんという日にちだよ。あと1日早く生まれたかった＼(^o^)／ (2016年12月17日 17時) (レス) id: ef4590e231 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - それから未確認さん、今までありがとうございました！未確認さんへの作品を作ったのでぜひ見てください。http://uranai.nosv.org/u.php/enq/mikakuninn/ (2015年11月2日 18時) (レス) id: e5350613f4 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - 実は、未確認さんへのメッセージを書いた作品を作りました。これを見ている読者の方はぜひ、参加していただきたいです！ (2015年11月2日 18時) (レス) id: e5350613f4 (このIDを非表示/違反報告)
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