64 取り柄を分けろください ページ26
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「もう、いっ、ぽォーン！！」
現在。
第三体育館では、木兎さんのうるさ…元気な声と共に、スパイクが力強く床に叩き込まれる音が特に響いていた。
月島くんが負けじとブロックに跳んでいるけど、やはり一人では全国区のエースは技術を区して打ち抜いてしまう。
私はそれをどうでも良さげに眺めながらボール出しをしているのだけど。
だって私がブロックに跳んだところで、ネットから手首すら出ないということを知ったからね。
じゃあレシーブに回れとか言われたけど冗談じゃないボール出しやらせて頂きます。
『ツッキーガンバー』
「うるさい！」
そして人の折角の応援もこの扱い。
逆に応援しろとばかりにこちらを見てくる木兎さんは無視して、赤葦さんを応援した。
ありがとう、って微笑んでくれた辺りやっぱり私の神様だよね。
月島くんに見習え！と視線で訴えたら、めっちゃくそ嫌そうに顔を歪められた。
畜生イケメンだからって何でも許されると思うな。
「じゃあ二枚でどーだ」
そうして時間が進んでいき、黒尾がそう言い月島くんの横に立つとブロックに加わった。
あれ、リエーフくんはいいの？
チラリと彼の様子を見て見なかったことにしよう。
なにあれリエーフくん死んdうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp;
まあ、取り合えずそれは置いといて。
「行くぜ！！」
「Aさん、お願い」
『はーい』
木兎さんが助走の距離を取り、赤葦さんが頷いたのを確認して、私は手に持っていたボールを赤葦さんの頭上に投げた。
このひたすらボールを投げ続けるだけの作業も大分慣れてきたな…。
なんて思っていたら、赤葦さんがあげたトスを木兎さんが打ち、そのスパイクは黒尾に止められていた。
なんか黒尾って何気にハイスペックだよな。身長も顔も運動のセンスも。
それに比べて私の取り柄はなんですか…。
小さく呟いたのが聞こえたのか、赤葦さんに「Aさんはそのぶっちぎりすぎた個性が取り柄だよ」とフォローか分からないようなフォローを頂いた。
あれ、喜んでいいの…？？
＝作者＝
なかなかコメ返できてなくてごめんなさい…！
でもコメントは一つ一つ大切に読ませて頂いてます。すごく嬉しいし俄然やる気があがります本当ありがとうございます。
それで、取り合えず、受験が終わって落ち着くまではコメントは需要があるものや必要そうなものだけに返信させていただきます
すみません…！
65 本当にめんどくさいのは→←63 全力でヘルプを発信するわ
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未確認歩行物体(プロフ) - たくさんのコメントありがとうございます！！数年もたった今更にまとめての返信になってしまいすみません、全てのコメントは当時にちゃんと読ませて貰ってました…！完結してから随分経ってしまいましたが、新しくコメントくださった方もありがとうございます！ (2021年5月3日 13時) (
レス) id: d428059590 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - もうこの小説作ってくれた作者様に、感謝だわ。 ありがとうございます!(スライディング土下座) (2020年6月6日 18時) (レス) id: 8baac5d0e6 (このIDを非表示/違反報告)
リンネ - なんかひいおばあちゃんずるい。クロと誕生日同じだよ?!ぼくなんか8／20というなんという日にちだよ。あと1日早く生まれたかった＼(^o^)／ (2016年12月17日 17時) (レス) id: ef4590e231 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - それから未確認さん、今までありがとうございました！未確認さんへの作品を作ったのでぜひ見てください。http://uranai.nosv.org/u.php/enq/mikakuninn/ (2015年11月2日 18時) (レス) id: e5350613f4 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - 実は、未確認さんへのメッセージを書いた作品を作りました。これを見ている読者の方はぜひ、参加していただきたいです！ (2015年11月2日 18時) (レス) id: e5350613f4 (このIDを非表示/違反報告)
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