□牛島若利との出会い ページ22
▽
当時の私は中一。
「ねえA、一緒にバレー部のマネやんね？？」
『え、やだ』
「お前の意見聞いてねーから」
『あれ！？今めっちゃ聞いてなかった！？』
横暴すぎる友達にそう誘われ入部したバレー部のマネージャー。
正確には気づいたら入部していたつまり強制。ざけんな。
……まぁ、それはともかく。
その友達はバレー部のイケメン先輩とお近づきになりたいという
くだらなすぎる理由で私を巻き込み入部した。
でも仕事はできるやつだったからすぐにお近づきになっていた。
そして数日後にはリア充になった。
爆発しろよ。
そんな先輩選手と後輩マネの関係で部活終了後
「お疲れはあと」
「おっおうありがとなでれでれ」
みたいにイチャイチャしてる友人を尻目に舌打ちして、
私は水道で手を洗いながら一人言のように友人をディスっていた。
『なんなの。一緒にやろうって言ったくせに一人だけリア充なりやがって。リア充まで私も一緒にならせろっての。だいたいアイツの趣味マジ意味不。エースじゃないんだろ？牛島先輩のがエースだし強いんだろ？？ぜってぇそっちのがいいだろ。付き合うなら牛島先輩のがいいわー』
それで、
「…何か言ったか」
はい詰んだー。
そうだったー。
今さっき横に来て水飲んでたんだったー。
という悲劇が起きたわけです。
…………。
ぶっちゃけさ、今の告白になってたんじゃね？
…あかん、マイナスな方に考えるな。
どうにかしてナチュラルに無かったことのようにするんだ！
『……えへ、なんでもないです』
「………」
『なんですかそのゴミを見るような目は』
「…そんなつもりはなかったがそう感じたのなら謝ろう」
『ありまくりじゃねぇか』
思わず飛び出たため口にハッとして口元を押さえて下を向く。
ヤバいこの人先輩なんだったそうだったそうだよ。
この会話からする相性の合わなさっぷりについイラついてタメ口に。
確か、牛島先輩は部内で一番偉くてエースで上手くて怖い人。
あ、もしかして強制退部へ導いてくれる系の方？
だったらありがたい。
なんて考えた末顔をあげたらもう牛島先輩はいなかったので笑った。
……今思えばそれもきっかけの一つだったかもしれない。
会話を交わす機会など滅多になかった牛島先輩と私が
牛島と下僕と言われるまでの関係になり始めたのは。
・
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極楽浄土に行きたいならゴキジェット持ってった方がいいよ〜 - ま"っで、無理。主人公の性格とかほんま何？見てるこっちまでわらけてくるのにいきなり恋愛要素入れてくるじゃないですかぁ！？ﾎﾝﾄｯｯふざけんなよっ！？(尊さ故のガチギレ)人生のお供にしたい作品。いやリアルガチで。 (2022年1月5日 23時) (
レス) @page15 id: bf78a119bb (このIDを非表示/違反報告)
未確認歩行物体(プロフ) - 連載中にだいぶ放置していたのもあり、数年も挟んでまとめての返信になってしまいすみません…！コメントは当時に読ませて頂いてました、たくさんの感想を頂けて本当に嬉しかったです！ありがとうございました！ (2021年5月3日 13時) (レス) id: d428059590 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 番外編おもしろかったです。コメントめっっっちゃ遅くてすみません。応援してます。 (2016年8月21日 7時) (レス) id: 56602a1313 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 155cm！？私、小4でそのくらいあった……… (2016年3月3日 21時) (レス) id: e9021b85da (このIDを非表示/違反報告)
えるの - 東京喰種、好きなんですか!?私、凄い好きなんですよ!!この作品、とても面白いので、頑張ってください!! (2016年2月13日 22時) (レス) id: 963cfa1c8e (このIDを非表示/違反報告)
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