【ハイキュー】ねえねえ、女の子は顔じゃないらしいよ。

悪女編：悪女に全て責任があるとは限らん ページ36

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あの後、Aさんはすぐに走って帰っていった。逃げた、って言うのかな？

どっちにしろ私はそれを追いかけようとしてた人たちを止める。女の子同士の問題に男が入って攻めるのはよくない。


というか、なんか大事になって申し訳ない。


あと、Aさんが可哀想な件。
もしかして私が悪い感じ？


とりあえず体育館に戻ると、真っ先に澤村さんが頭を下げてきた。



「九条、悪かった、」

「俺も、ちょっと疑っちゃって」

「俺もだ、」



澤村さんに続いて、菅原さん、東峰さんが頭を下げる。いや待て。
私はそれに慌てて大丈夫なので頭をあげてくださいと声をかける。

だってあれでしょ。第三者に私がやってたとか言われたら信じるのも無理ないし。

……まぁでも、折角だしこの機会に。



『退部だけさせてくれたら嬉しいです』

「よっし、練習再開ー！」

『開き直り早！』



澤村さん、アンタって奴は……。






後日談。

あの場に全員が集まっていたの原因は、どうやら月島くんにあるらしい。
月島くんは私が嫌がらせを受けていたのをなんとなく感ずいていたとか。それがジャージの件でほぼ確信に変わったと。

だから私がAさんの元に向かった際、あとをつけてきて。

そして、その後ろを他の部員が全員でつけていたらしい。まさかの二重尾行。
月島くんもそれに気づいた時は流石にビビッたみたい。



そして彼女、Aさん。

Aさんはあの日から学校にこなくなり、数日後に転校していった。マジか。……マジか。
こんなに大袈裟になっていいの？とか思ったけど、Aさんは中学でもいじめを行っていたと聞いた。

へぇ、としか言いようがない。




とにかく、結果的に。

たまたまあの時居合わせていなかった潔子さんに後から撫でて頂いたことが唯一のプラスだったと思います。終わり！





ーーーーー

実は王道のｶｯﾀｷｬｰをやってみたかった。
　
悪女「ｷｬｱｱｱｱｱｱｱｱ」
A『えっ、あの、……大丈夫ですか(頭)？』
　「「「「どうした！」」」」
悪女「うう、Aちゃんが急にカッターで私のことを…」
日向「九条、この子と知り合いなのか？」
影山「すっげぇなA」
月島「じゃ、カッターの指紋検証してみようか」
山口「あれ絶対痛かったよね、ツッキー…」
A『(カッターで切ったら痛カッター)』

的なの書きたカッター。
どっちにしろ悪いですねごめんなさい

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