【ハイキュー】ねえねえ、女の子は顔じゃないらしいよ。

10　目の保養すぎて神 ページ13

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『……あ”ー、』



昨日早く寝たから早く起きてしまった。

寝れはしたけど、やっぱり慣れないところだからか、仕方が無い。まだ外は薄暗い。
だから二度寝しようとしたんけど目が覚めちゃってできなかった。

ということで寝起きで掠れる声を咳払いして直しつつ布団から出た。


部屋からでると、何個か隣の部屋からひどい鼾が聞こえてきた。この鼾は田中さんかな、とどうでもいいことを思いながら部屋から出る。
そのままフラフラとトイレに向かった。何故って寝癖がヤバいらね。



『アッ』

「あっ」

「あ？」



そして前方に日向くんと影山発見。
おはよう朝早いんだね。



「おはようA！寝癖すごい！」

『日向くんは寝癖の役割がないからいいよね』

「俺だってちゃんと寝癖つくぞ！ほら、ここ！」

「いつもついてんだろ」

『右に同じく』



てゆーかなに。
日向くんと影山、汗かいてる？マジで？



『……寝汗？』

「違うわボゲェ！」

「さっき走ってきたんだよ！」

『マジかお疲れ』



なんだ、起きたばっかじゃなかったのか。

それにしても朝からランニングって…。
隠れた努力ってやつねすごいすごい。


『そういうのなんかカッコいいね』

って言ったら日向くんが照れたから可愛かったです、まる。




　
✱
✱
✱




「あれ、おはようAちゃん」

『潔子さん！おはようございます！』

「起こしにいこうと思ったんだけど、起きてたみたいね」

『(寝てればよかった！)』



寝癖を適当に直して顔を洗ってついでにトイレ済ませて。一旦部屋に戻るべきかと考えてきたら潔子さんに遭遇。

寝ていれば潔子さんに起こしてもらえた…だと…。




「今から朝食作るんだけど、手伝ってくれる？」

『いえっさーぼす』

「ボスじゃない」


首をかしげたり、頬を膨らます仕草がとてもかわいいです潔子さん。
因みに次の日から寝たふりしてたら軽く怒られました。ご褒美かよ。




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