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何かを悟ったのかすぐに通話に来た
「えっと…お疲れ様です…」
「はい、フルコンさんお疲れ様です」
「フルコンさんお疲れー」
「あ、まおさんも…お疲れ様です…」
「敬語で草」
「フルコンさん、何で呼ばれたか、僕が怒ってるのか分かります？」
「いえ…」
「これに関してはまおも怒ってますよ？」
「え？！俺も怒ってるの？！」
「まお、ちょっと黙っといて」
「すいません」
「で、フルコンさん分かりませんか？」
「いまのところ…」
「フルコンさん、今日、焦りましたね？」
「えっ」
「焦った結果、勝手に砕け散りましたね？」
「えっと…あの…towacoさん？」
「Aさん、泣いてましたよ」
「Aが泣いて…えぇ？！なんでなん？！てか何で知ってるん？！？！？！」
「あんなに好きや、大切にしたい言うてたやないですか。何泣かしとるんすか。とりあえず今日はもう酒やめて寝て、明日起きたら僕に連絡して下さい。今の思考じゃ話聞いたとて理解出来んでしょ。Aさんから話は聞いたので」
「話聞いたって…」
「いやそのまんまの意味ですけど？何か？」
「……………」
「威圧こえぇ…」
「まお？」
「はい、なんでもございません」
「…とりあえず、酒やめて今日はもう寝てください。明日起きて落ち着いたら僕に連絡して下さい。Aさんに昨日ごめんなーなんてアホな連絡せんように。分かりましたね？」
「…………そうさせてもらうわ…」
ほな、お疲れ様…と弱々しい声で通話が切れた
「………はぁ」
「とわぽんこっわ」
「ちゃんと言わなしゃーないやろ、あれは」
「にしても怖すぎるわあれ、俺が怒られてるみたいだったもん」
「余計なこと言ったことに関しては怒ってるけどな」
「すいません…じゃぁとわぽん明日がんばってね」
「は？まお、お前もやぞ」
「えぇ？！俺いらなくない？！今でも空気だったじゃん！！！」
「いるやろ盛り上げ役」
「この状況で盛り上げ役いらないって！！！！！」
「僕だけじゃ間が持たんのや頼んだで、まお」
「終わった…マジで終わった…」
「まお、ちなみに明日はオフ？」
「オフだよー動画編集して投稿するだけだからね」
「ふーん」
「何とわぽん怖い」
「明日一日空けといてな？」
「威圧やば」
「ええな？」
「はい」
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作者名：みかこ | 作成日時：2022年7月20日 20時
