長編 (ページ7)

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「まぁ今すぐに通話せんでもええ気はするけど、Aさん的に日数空けるのキツければ連絡してもええんやないか」

「いやでもフルコンさんの事だから次の日には連絡してくれそうな気はするんだけどね〜」

「でもその場合昨日はなんかすまんね！みたいな感じになるやろ。そのままなぁなぁになるよりはAさんから気持ちきちんと伝えた方がええんやない？」

「そういやAちゃんはフルコンさんの事どう思ってんの？」

「あっ…いや…その…」

「え？！待ってもしかして何とも思ってないガチ友達？！？！」

「うせやろAさんそらあかんて！」

「まだ何も言ってないじゃないですか！！！！」

「じゃぁどうなの？」

「えっと…」

EXAMさんの時と同じように話をした

「うーんと、で？フルコンさん的にはそうちゃうんやろ」

「フルコンさんと付き合いたいかどうかだよ」

「EXAMさんと同じ事言うんですね…」

「にしても歯切れ悪すぎひんか？なんか他にもネックな部分あるんか？」

「…もし」

「もし？」

「お付き合いしたとして、うまくいかずに別れてしまった場合、もう二度と今のような関係じゃなくなるわけで」

「…ほんで？」

「私はそれは、絶対に嫌なんです、付き合わなくてもいい、ずっと何かしらそばにいたいんです、もし付き合って、別れてしまったら今まで通りフルコンさんのそばに居れない、それが堪らなく怖いんです…！」

胸の内にあったモヤモヤがどんどん吐き出される

「好意を向けられるのはとても嬉しいんです、けど…その好意がなくなったら？2人での通話も出来なくなる、コラボだって…遠くなってしまうのが嫌なんです」

気がつけば泣いてしまっていた

「好きだから、失うのが嫌なんです…！！！！」

「Aちゃん…」

「…とりあえずAさんの気持ちは分かった」

「とわぽん？」

「まずは今日も遅いし寝よか。落ち着かなフルコンさんにも連絡出来んやろ？」

「……うっ…ひっく…」

「とりあえずAさんはディスコ落ち？明日起きたら僕に連絡下さい。大丈夫ですか？」

「…っ…はい…」

「ほな、Aさんお疲れ様でした」

「はい、…っ…お疲れ様…で…す」

通話を切り深呼吸をする

確かにこの状況でフルコンさんに連絡したところで相手を困らせてしまう。

とりあえずtowacoさんの言われた通り一度寝て落ち着かせよう

パソコンの電源を消し布団に入った