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「じゃぁまずは…結局付き合うの？」
まおさんのどストレート質問から始まった
「まお、いくらなんでも段階あるやろ」
「とわぽんが無茶振りの司会進行させてるんだから仕方がないでしょ？！」
「確かに」
「2人の気持ち次第でしょ？結局」
「じゃぁまずフルコンさん」
「お、俺から？」
「女の子に先に言わせるの？ひどーい女子の敵〜！」
「うるさいわ！言えばええんやろ言えば！」
「えっと…A、昨日は急に切り出してすまない。ただ冗談ちゃうねん、ほんまに、ほんまに好きやねんAの事が。
本気やねん、せやから…Aの本音を聞きたい、俺は…このままじゃ終われないんや…せやから、改めて
好きです、付き合って下さい」
「じゃぁ…Aちゃんは？」
「私は…私は…」
「Aさん」
「…？」
「昨日、僕たちに話した事、そのまま伝えればええちゃいますの？」
「………私は、フルコンさんの事が好き、です」
「ほんなら「でも」
「…でも？」
「もし、お付き合いをしたとして、うまくいかなかったら？」
「そんなんありえへ「分からないじゃないですか」
「A？」
「私は、フルコンさんと今の関係がすごく好きです、好きな人のそばにいられる事が、でも、もし付き合いうまくいかず別れてしまったら、今のような関係じゃなくなりますよね…」
「でもそんなん「私は、
私は、それは、絶対に嫌なんです、付き合わなくてもいい、ずっと何かしらそばにいたいんです、今まで通りフルコンさんのそばに居れない、それだけは絶対に嫌なんです」
昨日あんなに泣いたのにまた泣いてしまっていた
「………Aはさ、俺のこと好きやけど、この先考えた時俺がAから離れてしまうかもしれんって怖さがあるって事やんな？」
「…はい…」
「ほんなら待つよ」
「…？」
「Aが、その怖さ払拭出来るまでずっと待ってる。
今すぐ付き合おうなんて言わん、Aから付き合いたいって思うまで待ち続ける。せやから、泣かんといて？俺Aが泣くとこ見たないねん」
「っ…フルコンっ…さん…」
優しく抱きしめられた
フルコンさんの匂いがする
とても落ち着く匂い
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作者名：みかこ | 作成日時：2022年7月20日 20時
