瞳の中 ページ12
「！?」
周りの目を気にすること無く愛しそうに強くかぐやを抱きしめる三日月。虚ろに繰り返す愛の言葉に生徒達と烏間は動けなかった。
「...て」
「どうした？いきなり飛ばされて不安であったであろう？もう大丈夫だ、特別な許可とやらで皆でむかえにきたのだぞ？案外早い任務にはなったが何よりもお主が息災そうで俺はやっと飯が喉を通るぞ。」
今まで口数が減って笑みを零すことが無くなっていた三日月が幸せそうな姿を見て数名が審神者、朔を呼びに行った直後だった。かぐやが三日月を押して離れて敵意を三日月に向けたのだ。
「やめてください。」
「あなや...どこか痛むのか？」
再び彼女の身を案じてその頬に触れようとした三日月の手は虚しくも振り払われた。
「私に触らないでください‼一体誰なんですかあなた達‼私の名前はどこで手に入れたか知りませんけどれっきとした犯罪ですからね！?」
「！?」
刀剣男士とちょうどでてきた朔はその言葉に固まった。
「かぐやお主今なんと申した...？」
「やめてください名前を呼ばないで気持ち悪い‼烏間先生助けて‼」
教師の元へ駆け寄って助けを求めるかぐや。生徒達もかぐやを守るように前に立った。
「どういうこと...俺達のこと忘れちゃったたの！?一緒に内番したり昔のっ沖田くんの話聞いてくれたのも一緒にしゅ「清光‼落ち着けって‼ここでは口外禁止のことまで言う気！?」だって...だって三日月だけじゃない...和泉守だけじゃない！俺だって‼楽しかったんだ‼清光だってそうだろ!?」
話を聞き付けた男士達がわらわらと本丸の中から出てくる。全員武装して臨戦態勢だから暗殺教室の面々はその姿を見て逆に固まっていた。
「にゅるふふふふどうやら均衡状態が続きそうですねぇ」
空から聞こえてきた声に警戒して男士達が刀に手をかけると吹き起こる旋風。
気付けば黄色い物体、妖が目の前に現れたのである。
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ミューゼス(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 全作品にコメント頂きありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年5月12日 18時) (
レス) id: 8be0659255 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - みゅーぜす＞ワンコ女子の力作見ましたわ！！表クール（？）で裏ワンコ！！発想、展開、誤字はあっても、長く続けられる強さ。だからこそできた作品でしょう。（ちなみに暗殺教室→カルマ、有希子 黒バス→伊月が好きよ？ (2019年5月7日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2018年8月29日 18時
