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その人は黒い服に身を纏い
目には黒い目隠し?がされていた
怪我をしているのだろうか
車からではよく見えない
自分を凝視している私に気づいたのか
「やぁ、君は?」
と声をかけられた
「あ、私は」と言いかけると硝子ちゃんがその人の頭を
バチーンッッと叩いた
「人に名前を聞く時は、自分から。クズが。
てかななに話しかけんなよ、クズが」
「え、酷くない?そんな言うかな普通」
『あの、大丈夫ですか?すごくいい音が鳴りましたけど』
「....君、優しいね。硝子と違って!
僕は五条悟。硝子の同僚」
バチーンッッ
硝子と違って!の言葉でまた叩かれている
____なんだか
『(かわいい人)』
それが第一印象
『私は七瀬Aです。硝子ちゃんの妹みたいな感じです』
「あぁ〜君がななちゃんね。よく聞いてる」
「最悪だ....クズと話したらななが汚れる....」
「おいっ!!」
硝子ちゃんと仲がいいみたいで安心した
クズ、クズって言われてるのは気になるけど
楽しそうな人が硝子ちゃんの職場に居てくれてよかった
『じゃあ、私帰りますね。硝子ちゃんをよろしくお願いします』
「はいはーい、任せてー」
「じゃあな、なな」
2人に見送られながら高専を後にした
もしかして、硝子ちゃんが高校生の時言ってた
「白髪の巨人」って五条さんのことだろうか
ならもう1人の「前髪の巨人」さんもいるのかな
その日は「五条悟さんはかわいい人」としか思っていなかった
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ととこ(プロフ) - お二方ともお可愛らしい…穢れた心が浄化されます笑とっても面白いです!更新頑張ってください! (2022年1月24日 18時) (レス) @page7 id: a0d3aa46dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっか | 作成日時:2022年1月23日 19時