48話 ページ5
雪「ニコニコ本社...始めて来たな」
私の目の前にドドンと立っている立派な建物。これがニコニコ本社。(※ニコニコ本社見たことがないので、私の想像でいきます！)
雪「中綺麗だな......すみません」
受「はい」
雪「あの、第4会議室って何階ですか？」
受「3階です」
雪「ありがとうございます」
受付の人いてよかった〜。
エレベーターに乗り、3階のボタンを押した。
そこまではよかったのだが......
雪「....なんでこんな迷路みたいになってんの？」
そう。1階がとてつもなく広いのだ。
地図みたいなものもなく、目の前に3本の道があるだけ。
ていうか、何でこんなに人少ないの？あ、祝日だからか。
雪「.....ヤバイ、大学生にもなって迷子とか恥ず...」
とりあえず進もうとするけど、どっちに行ったらいいのか見当もつかない。
少しの間ウロチョロしていると...
「あのー、どうかされましたか？」
声をかけられて振り返ると、そこにはメガネをかけたポニーテールの女の人。
綺麗な人...なんか、キリッとした感じの美人さんだ。
雪「えっと、第4会議室がどこなのか分からなくて」
「あ、もしかして...」
女の人は私の耳に顔を近づけて小声で言った。
「ユキ・ツバキさんですか？」
雪「え？」
「あ、すみません。私、『Wonder stars』でユキ・ツバキさんを担当しています、波瑠宮 琴美と言います」
へ、あ、担当さんだったんだ。
雪「担当さんだったんですね。初めまして、ユキ・ツバキです。よろしくお願いします」
自己紹介をして頭を下げる。
琴「〜〜！ヤバイ、本物だ...！」
雪「え？」
琴「あの、私、ツバキさんがデビューしたときからの大ファンで...！今回担当になれてすっごく嬉しかったんです！」
ああ幸せ...！と感激している波瑠宮さん。
なんか、見た目はクールな印象だけど、中身はかわいい人だな。
これがギャップ、ギャップ萌え。絶対モテるタイプだ。
雪「ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いしますね」
琴「はい！もちろんです！それでは、会議室にご案内しますね」
あ、私、迷子になりかけてたんだった。(いやもうなってるやろ)
なんか波瑠宮さんって、仕事の時になると表情が変わるな。
メリハリがつけられるって、いいことだよね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そると。 - 更新待ってます！帰ってきてくださいぃぃぃぃ！(´；Д；`) (2022年9月19日 8時) (
レス) @page41 id: 0d3043faf8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2022年7月10日 22時) (レス) @page41 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
mikahaat(プロフ) - 氷琥さん» そうですね！アドバイスありがとうございます。 (2021年8月24日 22時) (レス) id: 75c5fcb2c6 (このIDを非表示/違反報告)
氷琥(プロフ) - mikahaatさん» すごく不思議に思ったので、訂正ありがとうございます。読み手側もおかしいなと思う文章がある時はあるので、メモに書いてから読み直すことをお勧めします。俺はそうしてます。 (2021年8月24日 22時) (レス) id: 6f56e674d0 (このIDを非表示/違反報告)
mikahaat(プロフ) - 氷琥さん» 小説を書いているというのに恥ずかしいです…。たった今訂正いたしました。変な文章になってしまい、申し訳ありません… (2021年8月24日 21時) (レス) id: 75c5fcb2c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スズ | 作成日時：2021年3月13日 13時
