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東京ドームでのリハーサルはどんどん進む
立ち位置、進行、曲、振り付け
その他諸々の確認作業が続く
僕といえば、たつくんにもたれかかって自分の番を待っている
大｢A熱いなぁ、大丈夫か？｣
A｢うん、だいじょーぶ、毎年の事やし｣
そか、と頭をよしよしをしてくれる
増田｢A、大倉くんおはようー｣
A｢まっすー！おはよぉ｣
大｢おはようさん、毎年恒例の状態やから｣
増｢さっき聞いた通りだよね、了解｣
A｢ごめんなぁ、よろしく頼むわ〜｣
同じシャッフルのまっすーがお大事にって去っていった
こういう時に、迷惑かけてるなぁって思ったりする
大｢大丈夫、誰も迷惑なんて思ってへんって｣
A｢……なんでわかったん？｣
大｢Aのことやからそんなん思ってるんちゃうかなって｣
A｢…ありがとうね｣
大｢かまへんって｣
丸｢Aー！おーくらー！通し始めるってー！｣
たつくんは適当に返事をすると
行くで、って僕を背負った
年明けMCを挟んだシャッフルの通しが終わった
次は新年ツーショットの通しだ
丸ちゃんに連れられ、ステージまで移動する
光一｢A〜？まーた調子悪いらしいやん？｣
A｢ごめんなさい〜明日には治ってると思うから｣
光｢まあ、来てるだけ偉いわ、あと少し頑張ろな｣
光一くんも僕の頭をヨシヨシする
やめてって少し怒ってみせるけど
なんだかんだ嬉しい
踊り終わったところで、剛くんが近寄ってきた
剛｢どーしたんA？大丈夫か？｣
光｢熱あるねんて、本調子じゃないもんな｣
A｢たぶん、明日には回復してると思うけど…｣
剛｢踊れてたけどしんどそうやん、ムリせんでな｣
A｢ありがとう、明日は全力で頑張るから｣
細かな踊りの指導をうけていると
ヤスくんが僕を呼ぶ
安｢Aー！紅白に移動するってー！！｣
A｢わかったー！いまいくー！｣
2人は大変やなって心配そうな顔をする
大丈夫だから！って笑ってみせて僕はドームを後にした
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作者名：深景悠 | 作成日時：2018年8月21日 0時
