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玲王はAを抱えて川から上がった。
凪「すっげー、玲王、王子様みたい」
『れ、玲王!?なんでいるの!?』
玲王「蒼央さん、すみませんこいつ今日これ以上外いるの無理っぽいので家まで送り届けておきますね。」
蒼央「お、おう。Aちゃん、明日身体大丈夫そうだったら連絡先交換しよ」
『え、あ、はい!』
言い終わったあとすぐに玲王が歩き始めるから、声が蒼央先輩まで届いたか分からなかった。
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家に着き、脱衣所に下ろされ、何故か私の顔の右には玲王の左腕が、左には右手がそえられていた。
玲王「……………………」
『…………えっと、玲王?』
玲王「予定あるって言ってたの、あいつとのデートのためかよ」
『いや、違うよ。美波にちょっと協力してただけ。』
玲王「なんで美波に協力することがあいつとデートすることなんだ」
『………それは言えないよ、友達の恋愛事勝手に話したくないし』
玲王「それで何、お前はあいつに惚れたわけ?」
『惚れてない』
玲王「嘘つき」
そう言われたのでキッ、と玲王を睨む。
玲王「…………浴衣すげえ似合ってる。めっちゃ綺麗」
『……………ありがと。
……………………………正直、浴衣姿、一番最初に玲王に見て欲しかった。』
そう言うと玲王がAの肩にもたれかかってきた。
玲王「お前、今そーゆー事言うのずるい」
『……ごめん。てかなんでそんなに浴衣はだけてんの』
玲王「河川敷の方歩いてたら、川のとこにお前見つけて、来てたんだって思ってたら隣に男いるし、お前転ぶしで急いで駆けつけた。」
『……なんかごめん』
玲王「あの先輩、結構女子から人気高かったし、お前アホだからすぐ好きになると思って焦った。」
『アホは余計。確かにほんの少しだけかっこよかった』
玲王「うるせえ。絶対俺が1番かっこいいって言わせてやる!」
『はいはい』
するとAからスっと離れ、
玲王「風呂でしっかり暖まれよ、あの部屋で待ってる」
か細い声で玲王は言った。
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美影(プロフ) - 彼岸花さん» コメント、ご愛読ありがとうございます😭💘かなりえちえちなシチュエーション🫣💞近頃上げたいと思います💗リクエストありがとうございました!❤️🔥 (2023年2月2日 18時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - アルさん» コメント、ご愛読ありがとうございます🥹💗カイザーくんとネスくんどっちもかっこいいですよね🫶🏻いいお話が思いついたら書いてみようと思います!❤️🔥 (2023年2月2日 18時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花 - 見ていてドキドキしました!リクエストよろしければ、ニーハイの日や猫の日などでミニスカ&ニーハイや猫耳しっぽをつけたりしてイチャイチャしてるのを見たいです!! (2023年1月30日 1時) (レス) id: 582265c2d3 (このIDを非表示/違反報告)
アル - とても面白かったです‼︎他の作品も読みたいので次はカイザーかネス君のを読んでみたいです (2023年1月28日 23時) (レス) @page36 id: c01d7cb51b (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - ルイさん» コメント、ご愛読ありがとうございます😭❤️🔥嬉しいお言葉ありがとうございます🫶🏻番外編じゃんじゃん書いていきます🧏🏻♀️💘 (2023年1月28日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美影 | 作成日時:2023年1月11日 20時