結婚反対！！！！【御影玲王】

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『……』







玲王「なあ、こっち向けって」








『絶対に嫌』






まじで寝んのかよ。






お腹に回されている逞しい腕、後ろから聞こえてくる声。





『………絶対寝れない』













玲王「さ、寝るぞー」









すると玲王が上半身を起こして





ちゅ








玲王「おやすみ」










『…は？は？今ほっぺにちゅってした？』











玲王「したけど」











『付き合ってないからそゆことすんな！バカ！離して！』











玲王「おい暴れんな！悪かったよ、もうしねえから大人しく寝ろ」












『……ほんとかよ』





そういって大人しくすると、太ももらへんに当たる硬いブツ









『……………………当たってんだけど』











玲王「こいつ俺の意思に反して動くんだよ、こうなってんのもこいつの勝手」










『言い訳すんな、はやく沈めるなり離れるなりして！』












玲王「むり、はい寝るよ」










少し後ろを向きながら怒ってたのを利用され、正面からギュッと抱きしめられた。





何故か心地よくて、スっと眠りに入ることが出来た。








＿＿＿＿＿＿＿＿

翌朝









『…ん、』








目を開けると玲王のドアップ…ではなく、玲王の姿が見えなかった……と思ったら胸あたりに違和感が。










玲王「あれ、起きちった」






Aの胸を堪能している玲王の姿があった。









『ふざっっっっけんなーーー！！！』










なんと腫れは月曜日まで続き、その日は玲王の頬に立派な紅葉が浮かんでいると話題になったとか。









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


時は流れて17日木曜日。





美波「………好きな人出来たかも」







思わず食べていたパンを落とした。








『は、誰』








美波「バスケ部のキャプテンのさとる先輩」










『知らねー！！てか先輩かよ』










美波「まじかっこいい、見てこれ」










『おー、今人気の俳優に似てんね』











美波「でしょー！！！」











『でも先輩と関わりなんてあったの？しかもバスケ部』











美波「DMで話してたんだよねー、でさ20日のお祭りあんじゃん？あれ誘われたんだけど流石にまだ気まずくてさ、だからA一緒に行こ！んでチラッとだけさとる先輩の浴衣姿みたいの！」












『…仕方ないなあ』











美波「ありゃ、珍しい、玲王から誘われてないんだね」

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