【wrwrd】光と闇の境界で【合作】

第10話 ページ14

リンside


『数えぐいって！！！』
ｶｷﾝ!

何体今倒した？20はいったと信じたいこの頃。体力はあり余ってるが、数が多すぎる。馬鹿野郎！！！何でこんなにいるんだよ！！

『〈スキャン〉！！！』

相手の弱点とか、能力を見極める魔法。でもね……これ…

『一体ずつ違うと聞いてない！！！』
ﾌﾞﾝｯ

「ｸﾞﾙｱｧｧｧ!!」

ドラゴン一体ずつ弱点や能力が違う。詰んでるわこれ。お疲れ様でーす()…ふざけてる場合じゃないな。まずい。非常にまずい。いやでもすごくね私？これだけの数一人で相手してるんだよ？もうよくね？

最悪、デストーテム使う？特攻隊としての役割やる？……でもなぁ…あれ結構魔力使うんだよな……今使ったら3日は寝れる(確信)なんなら一週間寝てやろうじゃないかこの野郎

「ｸﾞﾙｱｧｧｧ!!…ｸﾞﾜｧｱ!!」
ｶﾞｼｯ

『ぁ……』

お？……あ、これ…ヤバいかも。油断してドラゴンに捕まってしまった。え、マジでヤバくね？



『…怪力舐めんなゴラ"ァ！！！』
ｶﾞｼｯ、ﾌﾞﾝｯ!!

こちとら一応竜人やぞ？怪力ですぞ？ドラゴンから何とか逃れた。普通に危ないなこれ







『……〈リベンジ・ノックアウト〉…』

私のオールマイティー。魔力と体力を倍にする。制限時間は1時間。発動するまで10分はかかるが、10分ならいける。それとそろそろレノ達が援護しに来ると思う。しに来なかったらマジで泣く。それまでの時間稼ぎとして使う。最悪、デストーテムを使えばいいし

『……10分だけ耐えろよ私…』

後の疲労なんぞ、考えない。今は勝つことに集中しろ。耐久勝負なんだ









『……きた！！！オラァ！！！！』
ﾌﾞﾝｯ!!ｶｷﾝ!

やっと発動した。巻き返すぞ。レノ達が来るまでの間








『いっっってぇ！？こんのぉ！！！〈クレッセントリアス〉！！！』
ｶｷﾝ!…ﾋﾟｶﾝ!ｼｭﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!!

早く来ないかなぁ？そろそろ限界来るぞ。いくらリベンジ・ノックアウト使ってもキツいものはキツいんだぞ。一人でこれ使うの贅沢だし……

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