Episode 3 ページ3
私は優のもとに駆け寄る。
「優おつかれ!」
優「あ、おつかれ!いい試合だったね!」
「うんうん!誘ってくれてありがとうだわー」
優「誘ってよかったわー!あ、校門で待っててもらってもいい?ほんとごめんね!片付け終わったらすぐいくから!」
ほいほーい!ゆっくりでいいよ、と優に言い私は校門に向かう。
私は今日の試合のことを思い返しながら校門で待ってた。
・
・
ほんといい試合だったなー
あんなに燃えたの久しぶりだっし、
引き込まれるような試合だった!
最後の山田のシュート見直したかも。
意外にやるじゃん、山田の奴。
「意外にやるじゃん…あいつ…」
トントン…
・
・
肩を叩いたのが誰かを確かめるために振り返る。
「山田!!!!」
振り返ると、山田の顔がすぐそこにあったから思わず大きい声を出してしまった。
山「よう!A。意外にやるじゃん…って誰のこと?もしかして…俺?」
山田は得意げな顔でまるで今日のプレーを褒めて欲しいかのような口調で言ってくる
だから私は、、
「なにいってんの?山田じゃないから。勘違いすんなー。」
と、嘘をつく。
「はぁー?なんなんだよー。でも俺すごかったろ?かっこよかったろ?」
はぁー…
子供かよ。しつこいわ。
心の中でそう突っ込む。
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凛花 | 作成日時:2015年8月7日 21時